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だから荒野 文春文庫

Natsuo Kirino

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167907242
ISBN 10 : 4167907240
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan

Content Description

46歳の誕生日、夫と2人の息子と暮らす主婦・朋美は、自分を軽んじる、身勝手な家族と決別。夫の愛車で高速道路をひた走る。家出した妻より、車とゴルフバッグが気になる夫をよそに、朋美はかつてない解放感を味わうが…。家族という荒野を生きる孤独と希望を描いて、新聞連載時大反響を呼んだ話題作の文庫化。

【著者紹介】
桐野夏生 : 1951年、金沢生まれ。成蹊大学法学部卒業。93年「顔に降りかかる雨」で江戸川乱歩賞受賞。99年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、04年『残虐記』で柴田錬三郎賞、05年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、08年『東京島』で谷崎潤一郎賞、09年『女神記』で紫式部文学賞、『ナニカアル』で10年、11年に島清恋愛文学賞と読売文学賞の二賞を受賞。1998年に日本推理作家協会賞を受賞した『OUT』で、2004年エドガー賞(Mystery Writers of America主催)の候補となった。2015年、紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ケンイチミズバ

    長く家族をしていればいろんなことがある。積もりに積もったものが我慢の限界を超えて家族をディズニーランドに置き去りにして帰った私の同期も今は会社役員だし。桐野さんの安定したうまさ、とても面白かった。長崎に到着してから物語の性質が少し変わって不安になりだしたもののラストも良かった。我が身も振り替えったし、黙ってるのが一番よくないな。喧嘩しても意見が食い違おうとも会話はしなくちゃダメだ。そう思った。たぶんコンドームがぎっしり詰まったポーチの強烈なくだりと、山岡先生の妹が亡くなった時の話はずっと忘れないと思う。

  • エドワード

    47歳の誕生日、森村朋美はあまりに冷淡な夫と息子に愛想をつかし、車に乗って家を出る。鈴木京香主演でTVドラマ化され、先の読めない展開が毎週待ち遠しかった。冒頭の誕生日の場面、家族のえげつなさがほとんど暴力だ。朋美の道中も面白いが、男三人のドタバタが苦笑の連続。「あんたが無神経なんだよ」「父親に向かってあんたとはなんだ!」次々と憂き目に会う夫、異星人のような息子たち、誰にも起き得る、家族という荒野。だが長崎で原爆の語り部老人と過ごす朋美にも決して沃野は訪れない。一年後の彼らの姿は果たして如何に。

  • 納間田 圭

    世間知らずの専業主婦の妻の…反乱。灰色の旧式日産ティアナで…一人、東名高速道路を西へ向かう…彼女。46歳の誕生日の日に、夫や2人の息子のあまりな扱いにブチギレて家出。向かう先はとりあえず…昔付き合った男がいると噂の長崎。威圧的で封建的夫。自分勝手な長男。引き籠りの次男。家族は…彼女を都合の良い永遠の無料家政婦扱い。家庭から一歩外に出ると…世の中にはひどいヤツがゴロゴロいる。荒野の反対は…沃野(よくや)という。一見荒んで見える家庭でも…きっと沃野だろうって話し。家庭は最終的には…沃野であって欲しいと思う話し

  • アッシュ姉

    ヒリヒリしたくてタイトルから本書をチョイス。ごうごうと吹き荒れる寒々しい情景を思い浮かべていたが、またしても予想が外れてマイルド桐野さん。からっとあっさり。シチュエーションが面白くてワクワク。夫と大学生と高校生の息子がいる専業主婦がブチ切れて家出。日頃から自分を軽視する家族を捨てて、一人車でひた走る。悲壮感に駆られそうな状況なのに爽快感を感じる。家族全員身勝手だけど、お互い様だからか個々には憎めない。後先考えずに衝動的な行動を取れるのは恵まれた環境があってこそだと思う。

  • machi☺︎︎゛

    専業主婦の朋美は46歳の誕生日に自分の事をバカにして家政婦扱いする家族と別れ、自分の人生を歩む事に決める。とりあえず夫の車で当てもなく走り続ける。だけどあまりにも世間を知らなすぎる朋美に次から次へと襲いかかる災難。ようやく落ち着ける場所を見つけるも、果たしてこれがしたかった事なのか疑問に思う。一方、残された夫と息子たちも母親が急にいなくなり色々と変化が訪れる。桐野夏生さんは好きだからスラスラ読めたけど誰1人として共感はできなかった。

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