粘膜黙示録 文春文庫

飴村行

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167905552
ISBN 10 : 4167905558
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
追加情報
:
267p;16

内容詳細

『粘膜人間』で華々しいデビューを遂げたホラー作家、飴村行。しかしそこに至るまでは、聞くものみなをドン引きさせるほどの苦難があった。漫画家を目指し決死の覚悟で歯科大学を中退するも、あっという間に挫折。癖のありすぎる人々に囲まれ、最悪の環境で働いた派遣工時代を、逆恨み精神満載でつづる現代版『蟹工船』。

目次 : 第1回 革命前夜/ 第2回 男のプライド/ 第3回 決断/ 第4回 常識/ 第5回 地獄/ 第6回 笑い/ 第7回 恐怖/ 第8回 大志ヲ抱ケ/ 第9回 不意討ち/ 第10回 神/ 第11回 世界の終り/ 第12回 約束

【著者紹介】
飴村行 : 1969年福島県生まれ。東京歯科大学中退。2008年、『粘膜人間』で第15回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞しデビュー。2010年、『粘膜蜥蜴』で第63回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんごろ さん

    飴村作品の登場人物=飴村行の分身!という方程式が成り立つエッセイでしたね。エッセイも飴村ワールド、注釈も飴村ワールド、こんな人だから、粘膜シリーズという奇妙なワールドを描けるんだと思いました。面白かったです。〈読む前のアドバイス〉ラストに年表をありますので、照らし合わせて読むと面白いというか、わかりやすいですね。

  • gonta19 さん

    2016/9/10 アミーゴ書店Blumer神戸店にて購入。 2018/4/23〜4/25 粘膜シリーズでお馴染みの飴村行さんのエッセイ。シリーズを愛読しているが、不思議とこれまで飴村さんの生い立ちのようなものを全く知らずにいた。作家になるまで中々ハードな生活をしておられたんだ。もうすぐシリーズ新刊も出るので楽しみにしていよう。

  • H!deking さん

    飴村行のエッセイ集。この人はダメな人なんだろうなとは薄々思っていたけどやっぱりダメな人でした(笑)面白かったけど俺も似たようなもんです(笑)

  • スエ さん

    粘膜シリーズで有名な作者が、大学中退後からの人生を「現代版 蟹工船」と例えた爆笑エッセイ。特に、期間工時代の人間描写が素晴らしい。 早稲田大学中退のクシャおじさん似!のインテリに論破されたり、「ちあきなおみと佐良直美どちらが好みか?」と真剣に答えを求められたり。 さらには合コンに初めて参加し、女性と地獄のシーソーゲームに陥ったり。ホラー作家の、とにかく笑えるエッセイでした!!

  • harass さん

    ホラー作家のエッセイ。歯科大学中退してマンガ家を目指していた著者は、夢も諦めてズルズルと派遣工として生活をしていた。それらの思い出を雑誌に連載していたもの。爆笑と失笑の連発。この作家のデビュー作を読んだことがあってそのこじれ加減に辟易した覚えがある。その作風を生み出した個性の持ち主だというのが納得がいった。根本敬の特殊エッセイの登場人物を連想した(著者も彼が出会った人物たちも)  いくつも引用したいエピソードがあるがこの作家の文体語彙言い回しの力を抜きにすると面白みが薄れてしまう。一読を強くオススメする。

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人物・団体紹介

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飴村行

1969年福島県生まれ。2008年『粘膜人間』で日本ホラー小説大賞長編賞を受賞し、デビュー。極彩色の悪夢のような強烈で唯一無二の作品世界で読者を熱狂させる。2010年『粘膜蜥蝪』で日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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