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本朝甲冑奇談 文春文庫

東郷隆

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167902889
ISBN 10 : 4167902885
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2015
Japan

Content Description

戦国乱世にあって、甲冑は単なる武具ではなかった。凝りに凝ったデザインはその実力を誇示するばかりでなく、信ずる「神」すら顕示されていた。それは究極の自己表現でもあった。本書は信長、秀吉ら武将たちの甲冑にまつわる奇妙な物語6編を収録、その夢、野望、そして無念の死を鮮やかに描きだす。舟橋聖一文学賞受賞作。

【著者紹介】
東郷隆 : 昭和26(1951)年、横浜市に生れる。国学院大学経済学部卒業。同大博物館学研究助手、編集者を経て執筆活動に入る。平成6年『大砲松』で吉川英治文学新人賞、16年『狙うて候―銃豪村田経芳の生涯』で新田次郎文学賞、24年『本朝甲冑奇談』で舟橋聖一文学賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • とろとろ

    物の書き方が古式で、どこぞの解釈本から拾ってきたような漢文調で、今の人にしてみれば一字ずつ追いかけて読んでもなお意味不明な単語の連なりと写るか。長編かと思ったら6編の短編集であった。しかるに1編がこの程度の長さで丁度良い頃合いであろう。この書き方での長編は、読む方にとっても、ちと辛いものがある。後半最後の「金時よろい」は第二次長州征伐の折りの井伊の赤備えと当時最新式の前装施条銃で雷管式の尖頭弾を使った英国使い古しのミニエー銃(短エンフィールド銃)を持つ長州の戦いが圧巻だった。

  • 青蓮

    日本刀もそうだが、実用的でありながらも芸術性にも富んでいる…その点は甲冑その他武具にも相通ずるところがあるなぁと思います。繊細な感性を持つ日本人ならではのものだと。六領の甲冑に秘められたそれぞれの逸話。井伊家赤備えの足軽鎧、朝鮮渡りの西洋甲冑、但馬の国出石に伝わる小猿の甲冑など。短篇の名手が描く珠玉の六篇からなる歴史秘話。登場する武将は織田信長、豊臣秀吉、蒲生氏郷、前田利家、井伊直政ら、名だたる武将ばかり。その夢、野望、そして無念の死を鮮やかに描き出す。戦国ファンのみならず歴史時代小説ファン必読の1冊。

  • なつきネコ@着物ネコ

    甲冑にまつわる話の短編集。作者はなかなか調べている。角栄螺の兜を、椎の実形兜に星鋲を打ったと言うのは納得。岡左内の話は好きだな。戦国時代の金が好きな武将でありながら清廉な武士の生きざまはいい。日本の甲冑の中でも異様な小猿の甲冑、異様さだけは有名で着た人間は知られていない中で、小猿主水と言う人間を造形するのはおもしろいな。虎徹の甲試しに翻弄され、果てに自身の作の兜を割らされる宿命は感じた。幕末の伊井家の赤備えの無様さを笑えた。結局、赤備えは病を追い払う効力しかなかったのが時代を感じた。

  • すいそ・はいどろ

    甲冑や武具に関するエッセーのような、論考のような、短編のような。当然のことですが知らないことだらけで、面白かった。へえーっと思うところ多々あり。

  • 甲冑をもとにした奇譚と思って購入したら奇談だった……。タイトルはよく確認しよう。ただ、甲冑と使用していた武将にまつわるお話は意外に面白かった。

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