龍馬史 文春文庫

磯田道史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167858018
ISBN 10 : 4167858010
フォーマット
出版社
発行年月
2013年05月
日本
追加情報
:
231p;16

内容詳細

明るくて合理的、自由で行動的。貿易を行い、戦争もする「海軍」として、亀山社中を創設し、薩長同盟を実現させた坂本龍馬は土佐藩で、どのように育まれたのか?どんな世界を見ていたのか?誰に暗殺されたのか?龍馬をめぐる数々の謎に歴史家の磯田道史が挑んだ。龍馬を知れば、幕末が見えてくる。

目次 : 第1章 自筆書状から龍馬を知る/ 第2章 龍馬、幕末を生きる(龍馬は一日にしてならず/ 龍馬はなぜ龍馬になっていったのか/ 脱藩への布石を追う/ 「龍馬の海軍」はいかに創設されたか/ なぜ龍馬は「武士の壁」を越えられたのか ほか)/ 第3章 龍馬暗殺に謎なし(新撰組黒幕説―事件直後に疑われた/ 紀州藩黒幕説―動機がもっともあった/ 土佐藩黒幕説―成り立たない犯行動機/ 薩摩藩黒幕説―常に疑いの目でみられた集団/ 幕府内の立ち位置 ほか)

【著者紹介】
磯田道史 : 1970年、岡山県生まれ。2002年、慶應義塾大学文学研究科博士課程修了。博士(史学)。現在、静岡文化芸術大学准教授。史料を読みこみ、社会経済史的な知見を活かして、歴史上の人物の精神を再現する仕事をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 三代目 びあだいまおう さん

    大切な読友さんのレビューで興味を。自身が書いた手紙、幕末の生き方、暗殺の黒幕という3章で纏めた描き方は理解しやすく斬新。古文書等を徹底して調べ抜く磯田先生ならではの視点で、この方にしか書けないだろう。小説で活躍する龍馬を想像するのも楽しいが、こうして客観的に龍馬の生涯を想像するのも楽しい。日本の歴史を塗り替え、今の暮らしやすい日本の礎に大きく寄与した龍馬。彼の人間臭さと煌めく才能、成した功績など、簡潔に分かりやすく述べられ、他の小説(竜馬が行く等)と合わせて読むと、より龍馬像に近づけると思う。良書‼️🙇

  • むーちゃん さん

    平成の司馬遼太郎こと磯田氏の著書。 分かりやすく解説、説明してあります。 海軍の発展に尽力した龍馬を改めて再認識しました。 改めて竜馬がいく読みたくなりました。 磯田氏の他の著書も読んでみます。

  • 真香@ゆるゆるペース さん

    磯田先生が、龍馬の手紙や史料を読み解き、真の龍馬像・幕末という時代背景・暗殺の謎に迫る。詳しくない方でも分かりやすいように書かれていて、とても読みやすい。龍馬は、幕末のヒーロー的なイメージで美化されているきらいがあるけど、いろは丸事件の談判ではしたたかであくどい一面も。でも、そんな所を含めてもやはり人間的魅力に溢れた素晴らしい人だったと思う。暗殺についてもとても論理的で腑に落ちる部分が多く、非常に面白かった。自分は、龍馬関連の本は過去に何冊か読んで大まかなことは知っていたけど、新たな学びがあって楽しめた。

  • とし さん

    龍馬さん再認識、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」と「花神」再読したくなりました。

  • 優希 さん

    坂本龍馬の人となりがよく分かる1冊です。諸説仮説織り交ぜて語られるので、龍馬好きにも新たな発見があると思いました。歴史学者の学術本でありながらも読みやすかったです。司馬史観で見がちな龍馬像に新たな風を吹き込まれました。『竜馬がゆく』が読みたくなりました。

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人物・団体紹介

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磯田道史

1970年岡山県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(史学)。国際日本文化研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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