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漱石の長襦袢 文春文庫

半藤末利子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167801939
ISBN 10 : 4167801930
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2012
Japan

Content Description

夏目漱石の悪妻として聞こえていた妻、鏡子。しかし実際の姿はどうだったのか。全国にあまたある文学館の中に漱石文学館がないのはなぜか―漱石夫妻の長女として生まれた筆子を母に持つ著者が“やさしくて厳しいリアリストの目”で綴った35篇のエッセイ集。漱石誕生百年に際して発表された筆子の原稿も収録。

目次 : 第1章 ロンドンからの手紙(中根家の四姉妹/ ロンドンからの手紙 ほか)/ 第2章 漱石の長襦袢(まぼろしの漱石文学館/ 漱石の長襦袢 ほか)/ 第3章 子規の庭(ソーセキ君/ 子規の庭 ほか)/ 第4章 漱石山房の復元(漱石山房の復元/ 漱石の修善寺 ほか)/ 第5章 呉の海軍墓地(『星の王子さま』の会/ 昭和史散歩 ほか)

【著者紹介】
半藤末利子 : 1935(昭和10)年、東京生まれ。上智大学卒。エッセイスト。父は夏目漱石門下の作家松岡譲、母は漱石の長女筆子。夫は昭和史研究家の半藤一利。44年、父の故郷である新潟県長岡市に疎開。高校卒業まで暮した長岡が、第二の故郷となる。六十の手習いで文章を書き始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 佐島楓

    漱石のお孫さんであり、半藤一利さんの奥様でもいらっしゃる著者のエッセイ。「なぜ漱石文学館は存在しないのか」など、漱石に関する話題を事細かに書かれている。悪妻と称されることの多い漱石夫人の鏡子さんは、非常に我の強い当時では珍しいタイプの女性だったようだ。また、今でも漱石関連のイベントが各地で開催されているようで、改めて元祖国民的人気作家の威力を感じた。

  • かもめ通信

    読友さんの紹介で読んでみた。雑誌に掲載されたものを中心に35篇のエッセイを収録した本書には、漱石自身を直接知らない孫娘が、自身の母であり漱石の長女である筆子さんから聞いた話や、自身が見聞きした漱石の妻鏡子さんや漱石の弟子であり著者の父である松岡譲のことが書かれている。 また、巻末にはなんと、松岡筆子さんご自身手による“夏目漱石の「猫」の娘”が収録されていてこれが非常に読み応えがあった。

  • たくのみ

    半藤一利さんの奥様は漱石の孫娘。出てくる名前も漱石山脈の有名人ばかり。でもみんな人間的で生臭い。「恋には勝ったけど、小説書きとしては久米正雄に負けた」父・松岡譲。漱石の自宅・山房を守る取り組みで全く役に立たなかった寺田寅彦。さっさと貴重な書籍を東北大学に持ち去った小宮豊隆。弟子たちの母・鏡子への冷たい態度。末利子さんは木曜会にすごく厳しい。いろいろな思いを乗り越えて、新宿区もようやく動き出したという記念館「漱石山房」の復元。遺物が出たりして大変みたいだけど、なんとか実現してほしいものだ。

  • tencoz

    面白かった。孫娘の目を通して、「文豪・夏目漱石」ではなくリアルな人間としての漱石が語られている。また悪妻として名高い漱石夫人鏡子に対して非常に同情的である。しかし身内が贔屓目に書いているのに、読んでて「これはちょっと…」と思うエピソードも多々あるのが興味深い。鏡子と漱石門下との確執も赤裸々で、ゴシップ的な読み応えもあった。私は寺田寅彦が好きなので複雑な思いもしたが、まああれだけ濃い人間関係の中ならお互いいろいろあるだろう。漱石の家族という横軸と師弟という縦軸での軋轢が垣間見えて新鮮に読めた。

  • もだんたいむす

    文面から作者の底意地の悪さのようなモノがにおい立ち、大変不快だった。

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