吉原暗黒譚 文春文庫

誉田哲也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167780050
ISBN 10 : 4167780054
フォーマット
出版社
発行年月
2013年02月
日本
追加情報
:
311p;16

内容詳細

江戸の吉原で黒い狐面の集団による花魁殺しが頻発。北町奉行所の貧乏同士、今村圭吾は花魁たちを抱える女衒に目をつけ、金で殺しを解決してやるともちかけた。一方、大工の幸助は思いを寄せていた裏長屋の華、おようの異変に気づき過去を調べ始める。「姫川」シリーズの著者初の時代小説。傑作捕物帳登場。

【著者紹介】
誉田哲也 : 1969年、東京都生まれ。学習院大学卒。2002年『ダークサイド・エンジェル紅鈴 妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。2003年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 三代目 びあだいまおう さん

    誉田さんが初めて挑んだ時代小説。お江戸の不夜城、男の肉欲と女の欺瞞が渦を巻く暗黒桃源郷『吉原』でこのところ花魁殺しが連続で起こっている!犯人連中は謎の『黒い狐の面』を被った集団。追うのは北町奉行所の今村圭吾。この男今一つぱっとしないが、分け前目当てで手伝う彩音がなかなか妖しい魅力がある。もう1人の主人公おようは、幼き頃から父親に苛められ虐げられ、挙げ句に狐面達に家族を奪われた過去を持つ美しき女。容易に先の展開が読める。但しそこはさすがに誉田さん、仕掛けにまんまと嵌まりました。少しエロとグロあります‼️🙇

  • ミカママ さん

    へー誉田さん、時代物を書いていたのね。ところどころ今日の作風に通じるものはあったけれど、初期の作品ということと、時代物ということで読むのに時間がかかってしまった。今村圭吾じゃなくて、くノ一の彩音が主人公で読んでみたかったかな。

  • 再び読書 さん

    誉田氏の時代ミステリーって感じですが、意外と時代感は薄く感じる。おゆうの多重自覚には終盤に気付いたが、黒幕は誰?と考えるとわかるはずだが、流し読みの為、わからなかった。まあ、確かにに少し軽めのミステリーなのかな?と思う。誉田氏の作品としては、可もなく不可もなくというレベル。これからも積読の誉田作品を読み進めいきましょう!

  • モルク さん

    妖シリーズのスピンオフ。著者初期の作品であり初の時代小説。吉原で花魁が狐面をかぶった連中に次々と殺される。それを追うのは同心今村と元花魁で今は髪結いをしている彩音。彩音は忍者の末裔だそうで、その忍者は妖シリーズの紅鈴が関係をもったということなので、それならば彩音にもっと活躍してほしかった。純愛あり、少しエロもある。これはこれでいいのだが妖シリーズとの関連を期待して読んだ者としてはちょっと物足りない。

  • H!deking さん

    おー、めちゃくちゃ面白いな。誉田さん初の時代劇。エロとグロも程よく、コメディとミステリーのバランスもちょうど良かった!これは続編読みたいなー!

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誉田哲也

1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第二回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第四回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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