キララ、探偵す。 文春文庫

竹本健治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167773328
ISBN 10 : 4167773325
フォーマット
出版社
発行年月
2010年01月
日本
追加情報
:
16cm,421p

商品説明

アイドル好きのオタク大学生・乙島侑平は研究者の従兄から、美少女メイドロボット・キララのモニターを頼まれる。普段はどじっ娘メイドのキララだが、スイッチが入れば女王様キャラに大変身し頭脳も超明晰に。そんなキララが侑平の周辺で起る難事件をズバリ解決する。史上初の美少女メイドミステリー。

内容詳細

アイドル好きのオタク大学生・乙島侑平は研究者の従兄から、美少女メイドロボット・キララのモニターを頼まれる。普段はどじっ娘メイドのキララだが、スイッチが入れば女王様キャラに大変身し頭脳も超明晰に。そんなキララが侑平の周辺で起る難事件をズバリ解決する。史上初の美少女メイドミステリー。

【著者紹介】
竹本健治 : 昭和29(1954)年、兵庫県生まれ。東洋大学文学部在学中の52年に中井英夫に才能を見いだされ、デビュー作「匣の中の失楽」を雑誌「幻影城」に連載開始。翌年、単行本が刊行されるや、アンチミステリの傑作と高く評価される。本格ミステリのほか、ホラー、SFテイストの作品まで幅広く執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 片瀬 さん

    この前読んだ『腐蝕』と毛色が違いすぎてびっくり。平凡な大学生に仕える美少女メイドロボ、という対比にキュンとします。ミステリ、美少女、SF、美少女、サスペンス、美少女などの内容がぎゅっと詰まった美少女な一冊です。誘拐、殺人事件だけでなく×××な事情も解決してくれるメイドロボに、読者側も「ウヒハ!」連発なラノベ。

  • MarsAttacks! さん

    美少女のメイドさんが、一人暮らしのオタク大学生のもとに、しかも正体はアンドロイドって、何ですかこのコテコテな設定、そして彼を取り巻く環境もコテコテな環境。物語は探偵小説をしていましたが、この設定とちょっぴりエッチなシーンになんかなじめず、あまり楽しめませんでした。それにしても自分の抱いていた、版元「文藝春秋」のイメージが崩れた落ちた一冊。

  • 調布ヶ丘ダンスダンスレボリューション さん

    メイド型アンドロイドがその頭脳を使って謎を解決する連作短編集。というといかにもラノベっぽくてうんざりするが、流石に竹本健治だけあってミステリとしてもちゃんと魅せてくれる。ドジっ子のメイドといういかにもな萌えキャラにも十分魅力はあるが、それだけでは凡百のラノベと変わらない。アンドロイドという設定を生かしつつ、丁寧に伏線を拾って展開される推理は流石にベテランだけあって素晴らしい。ただ実際万人受けするかというとそうではなく、性的な内容もかなり含んでいるし、普通のミステリ好きが楽しめる作品ではないかも。

  • ψ根無し草 さん

    一言で言えば「ちょっとHな ラノベっぽいミステリー」。ミステリー要素もあるラノベが読みたい方には丁度いいかも。「竹本健治」のミステリーが読みたくて手に取った方には物足りない感じになりそう。主人公乙島がいまいちパッとしないが益子博士を始め他の登場人物がぶっ飛んでて面白いた。竹本さんってこう言うタッチの作品も書くんだ、と言うのが1番の驚き。

  • CCC さん

    いや、これどうなんだろ? なんだただのラノベか、と思ったらあっさり一線超えちゃう。話はミステリーだけど、ずっと謎解きやってるわけではない。SF要素はあるけどおまけみたいなもん。登場人物は記号の塊。オタク談義は下世話な話にとどまっている。でも粗はあまりないように感じた。なんかコメントに困る。けど、とりあえずラノベの寸止め感に嫌気が差してるって人がいたら薦めてみたい。

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人物・団体紹介

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竹本健治

1954年、兵庫県生まれ。1977年、『匣の中の失楽』を探偵小説専門誌「幻影城」に連載開始。破格のデビューを飾る。2017年には『涙香迷宮』で第17回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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