四雁川流景 文春文庫

玄侑宗久

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167692063
ISBN 10 : 4167692066
フォーマット
出版社
発行年月
2013年03月
日本
追加情報
:
221p;16

内容詳細

グループホームで働く千鶴は結納前日も夜勤が入り、入居者たちはそれぞれの方法で千鶴を祝い…(「Aデール」)。四十年以上前に失踪した初恋の女性・葉子に会うため、窪木は孫娘の園を連れて、葉子の入院する病室を訪ねる(「布袋葵」)。四雁川の流域に暮らす者たちを通し、生死や悲喜に臨む姿を静かに描く七篇。

【著者紹介】
玄侑宗久 : 1956(昭和31)年、福島県三春町生まれ。安積高校卒業後、慶應義塾大学文学部中国文学科卒業。さまざまな職業を経験した後、京都の天龍寺専門道場に入門。現在は臨済宗妙心寺派、福聚寺住職。2001年、「中陰の花」で第125回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 新地学@児童書病発動中 さん

    川が背景にある物語が好きだ。川の流れと人生を重ね合せて、物語を読むことができる。川の流れが尽きことがないように、人の人生も喜びや悲しみを湛えながら、死ぬ時まで続いていく。この物語では四雁川という詩的な架空の川が出てくる。そのほとりで登場人物たちは、私と同じようにさまざま思いを抱えて生きている。喜びよりも苦しみや悲しみが多い。それでも作者は登場人物一人一人に寄り添いながら、苦しい人生の中にある救いを見出そうとする。冒頭の「Aデール」は、介護施設で働く女性の話だ。彼女の結納の前日に、認知症のお年寄りたちが→

  • アッキー さん

    架空の場所だが、なぜか、親しみやすいを、感じた。

  • すいそ・はいどろ さん

    生老病死。人は生まれながら苦しみを抱えている。苦しみの底に汚穢があることに気づくことが、さらに苦しみを重ねる。だから汚穢の存在を知っていることを忘れようと努力する。そしてその努力ゆえに汚穢は忘れられず、苦しみは消えない。多くの荷物をそれぞれの人が背負い、背負いすぎた故にその重みさえも忘れる瞬間が訪れることもある。変わらないのは川の流れだけ。しかし流れている水は一瞬も同じものはなく常に変転している。だから次の川ために、一歩ずつ。さらに一歩ずつ。歩みは続く。極楽をめざして 。あるいは地獄に向かって。

  • coldsurgeon さん

    四雁川という架空の川をはぐくむ町を舞台にした七つの物語。それぞれに関連する人物はないのだけれども、重なる地名に、ふと、物語を重ねて見たりする。いい作品だった。

  • Aki さん

    老人ホームに勤める若い女の子の結納前夜を書いた「Aデール」。 死んだ父親の残した義足にまつわる話「残り足」。 何十年も前に想いを寄せた女性の入院先に、孫と訪れる「布袋葵」。 不慮の交通事故で娘を亡くした夫婦の悲しみを書いた「地蔵小路」。 行方不明になった友だちの足取りを追って、同じ年頃の息子を亡くした老婆と出会う「塔」。 巫女の女性に淡い恋心を抱きながら、思春期を迎える少年の話「スクナヒコナ」。 など、とても玄侑宗久さんらしい死生観で描かれた短編が入ってます。 どの短編にも素朴な生と死、人間

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玄侑宗久

1956年、福島県生まれ。慶応義塾大学文学部中国文学科卒。1983年、京都天龍寺専門道場に入門。2001年、『中陰の花』で第125回芥川賞を受賞。2008年2月より、福島県三春町の臨済宗妙心寺派福聚寺第35世住職。妙心寺派現代宗学委員。2009年4月より京都・花園大学文学部仏教学科客員教授(本データ

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