偽善系 正義の味方に御用心! 文春文庫

日垣隆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167655044
ISBN 10 : 4167655047
フォーマット
出版社
発行年月
2003年05月
日本
追加情報
:
16cm,430p

内容詳細

御存知ベストセラー連発の評論家佐高信氏の全著作を読破、徹底的に分析し尽くし、「戦後無責任主義の権化」と断じて話題騒然の「辛口評論家の正体」や、田中康夫知事当選前の長野県の言論封殺と腐敗の現状を鋭く突いた「『田中知事』誕生前夜」など、気鋭の論客が、まだまだこの国に蔓延する「偽善系」を激しく撃つ。

目次 : 第1章 怒れ!日本人/ 第2章 教育偽善者の正体/ 第3章 少年にも死刑を/ 第4章 裁判がヘンだ!/ 第5章 さらば二十世紀の迷著たち/ 第6章 「心神喪失」を廃止せよ/ 第7章 野放しにされてきた再犯/ 第8章 「日本人の死に方」考/ 第9章 辛口評論家の正体/ 第10章 「田中知事」誕生前夜/ 第11章 クソ本を読む

【著者紹介】
日垣隆 : 1958年、長野県生まれ。東北大学法学部卒業。書店員、トラック配送員、販売員、編集者を経て87年より作家、取材活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • GAKU さん

    全11章からなる、さまざまな「偽善系」を筆者が鋭く糾弾。著者の言う「偽善系」とは、正義や真理よりも自己保身を目的として発言ないし活動していながら正義の味方を装う、そういった人々のこと。この本では主に教育、法律、政治の世界における偽善者たちの正体が暴かれています。第3章「少年にも死刑を」、第4章「裁判がヘンだ!」、第6章「心神喪失を廃止せよ」は特に興味深く読みました。書く前に膨大な書籍を読み込み、些細なことでも取材にいくという氏のジャーナリストとしての姿勢に共感が持てます。辛口の文体も良かったです。

  • hatayan さん

    先日読んだ佐高信『時代を撃つノンフィクション100』。本の紹介なのに自分語りが過ぎると据わりの悪さを覚えていたところ、氏を正面から批判した本書を思い出して再読したもの。舌鋒鋭く攻撃する権力者でも一度対談すると一転ヨイショの対象になる、節操ない人格攻撃に走るあまり論理の飛躍が著しいなどど佐高氏を容赦なく批判。皮肉を効かせまくった粘着した書きぶりに戸惑いつつ要旨は納得いくものでした。2006年に盗作事件を起こした著者の日垣氏ですが、左派の大御所ともいえた鎌田慧、佐高信を正面から批判したのは氏の功績でしょう。

  • MIKETOM さん

    『少年にも死刑を』『裁判がヘンだ!』『心神喪失を廃止せよ』『野放しにされてきた再犯』あたりの、いわゆる人権派弁護士とか言論人とか、そういった連中に対する当てこすりタイトルかな。本書の他にも門田隆将『裁判官が日本を滅ぼす』って本を読んだことがあったが、マジな話日本の法曹界は狂ってるね…。『辛口評論家の正体』ってのは佐高信のことなんだが、佐高って意外に小馬鹿臭いヤツだったんだな。気に食わない人物に暴言を浴びせるのだが、これが中学生レベル。ただ「宮崎緑はダッチワイフ顔」ってのは妙に納得してしまった(笑)

  • 金吾 さん

    幼少時から「正論しかいわない上級者は信用するな」と言われていましたので、題名にグイグイ惹かれてしまいました。

  • 嫌々爺 さん

    かつては「学校の過失による事故死で弟は死んだ」と述べていた筆者がいつの間にか、「弟は同級生に殺された」と言い始めたのは何故だろうか? 当時の新聞には「集団登山に来ていた中学生の日垣〇君(13歳)が、宿泊した旅館脇の側溝に転落し、頭の骨を折って死亡」といった風に記されているが、これは誤りなのだろうか。いくら刑事罰の対象にならないといっても、「中学生が同級生を登山宿泊中に殺害」といったニュースにはなると思うのだが……。

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日垣隆

昭和30年代生まれ、現在50代。販売、配送、書籍の編集、コピーライターを経て87年より作家・コラムニスト。テレビ企画制作も。2015年11月25日、ゴルフやランニングと仕事を兼ねて滞在していたグアムで脳梗塞に襲われ、緊急入院。至る所の麻痺や言語障害等々に見舞われ、日本の医師団や言語聴覚士らから「プロ

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