太陽待ち 文春文庫

辻仁成

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167612030
ISBN 10 : 4167612038
フォーマット
出版社
発行年月
2005年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
辻仁成 ,  
追加情報
:
16cm,531p

内容詳細

世紀末の新宿―撃たれた兄、その兄の、眠ることのできない元恋人、恐るべき過去を抱えた老映画監督、1937年南京―国策映画に駆り出された中国人少女、1945年広島―運命の日を迎える米兵捕虜…。異なる時代、空間を自在に往き来しつつ、愛と記憶の壮大な物語が展開する。訳書刊行後、フランスでも共感の渦を巻き起こした傑作長篇小説。

【著者紹介】
辻仁成 : 1959年、東京生まれ。福岡や帯広、函館など各地で暮らす。89年に処女小説「ピアニシモ」で第13回すばる文学賞受賞。97年「海峡の光」で第116回芥川賞受賞。99年「白仏」のフランス語版「Le Bouddha blanc」が、フランス6大文学賞のひとつフェミナ賞外国小説賞を受賞(日本人初)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ロヒキア さん

    長編で、異なる時代と世界を紡ぎながらの展開でしたけど、各章で根本となるストーリーが同時に進んでいるように読めたので、話を見失わず読み進めることができた.辻仁成さんの作品は言葉を噛み締めながら読みたいけど、先が早く知りたくなり、ついつい夢中で突き進んでしまう.相変わらず若い頃を思い出させる作品でした.

  • ダグラスまま さん

    圧倒的な存在の南京の太陽。そして戦争時代に生きる人びと。敵と味方、男と女、そして恋愛。圧倒的なものの前では人って無力なんだと思う。恋の渦に巻き込まれることも、老いることも。辻仁成さんってなんとなく敬遠してたけど、表現のしかたがとっても美しくてよかった。じりじり全てを焼く太陽が目に浮かぶ。後半のある人へ宛てた手紙では泣いた。読メではこの本あんまり評判がよくないみたいだけど、私は大好きだなぁ。ねじまき鳥よりカフカっぽいなぁと感じた。フェイちゃらいなぁ、とも思ったけど(笑)最近読む本が当たりっぱなしで嬉しいわー

  • しーふぉ さん

    辻さんの本の中で一番好きかも。

  • kurutoga さん

    戻って読み返したくなるフレーズが随所に。好きな作家の一人である辻さんの、私としては一番好きな時期。

  • yoshi さん

    もっと面白く読めたはずなのに、読了までに随分時間を要してしまった。交錯する時間や人物の物語。久々に辻仁成さんの作品だったけど、なんか勿体無いことした気分。

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