韓非子 上 文春文庫

安能務

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167607029
ISBN 10 : 4167607026
フォーマット
出版社
発行年月
2000年06月
日本
追加情報
:
16cm,348p

内容詳細

紀元前三世紀―戦国の世が終わろうとし、新しい時代の到来が予感されながらも、いまだその方法が模索されていた時、一人の天才が現れた。政治における「理想の追求」と「現実の処理」を分離させ、現代政治学にも通じる支配体制論を、命をかけてうち立てた男・韓非子。その不朽の古典が鮮やかな解説によって、ここに蘇る。

目次 : 序章 姫非・韓子・韓非子、そして「韓子」と「韓非子」/ 第1章 「十過」―破滅に至る過誤十ヶ条/ 第2章 「内外儲説」―君主の心得三十三ヶ条控/ 第3章 「揚権備内」―姦劫弑臣そして乱臣と重臣

(「BOOK」データベースより)

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 原文の簡潔は何処にも無い。夥しい重複表...

投稿日:2010/10/21 (木)

 原文の簡潔は何処にも無い。夥しい重複表現等、くだくだしい日本文。読点の多用によりそれが細切れになっている。校正の誤りか、誤字や用語の誤りも少なからず。解釈は独自かも知れない。その前に、この様な日本文を読まされることが辛い。

四郎右衛門 さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    孔子や孟子、あるいは哲学者の老子とは異なり、韓非子は実務的な面で評価されているようです。第1章などは破滅に至る過誤十カ条ということでそれぞれについて具体的な例を用いて説明してくれています。非常にわかりやすい気がします。第2章は君主の心得三十三カ条です。

  • Tomoichi さん

    韓非子は面白い。孔子も彼にかかればダメダメ君。中国古典思想で韓非子が一番私の性に合っているかも。下巻に続く。

  • てんちゃん さん

    理想を追求する政治哲学に対し、現実の処理に徹する政治学。労少なくして功多きを望み、害を遠ざけて利に近づき、他人や社会のための犠牲を厭う利己的な存在であり人々を如何に統治するか、その統治システムで肝となる官場の管理方法が語られている。徳を中心とする理想の統治が排除されている分、やや寂しさが感じられる面もあるが、人の性を踏まえた、極めて理に適った行動指針が示されている。

  • BIN さん

    韓非子と言えば法家の思想書で小難しいことが書いてあるのかなと思いきや、原文は知らないけど、心得33箇条などを一言言って、その後に春秋戦国時代での事例を上げて、それを教訓としましょうという形になっているので、納得しやすかった。春秋左氏伝とかにもないエピソードもあるので、歴史好きの人は読んでもいい気がする。ある程度この時代を知っていないときついかもしれませんが。

  • ますたけ さん

    破滅に至る過誤十ヶ条では、解説が施されており時代背景も含めてわかりやすい。君主の心得三十三ヶ条控には、必罰明威、信賞尽能などの話がある。人は利で動く。治民の奥義。深さ千仞の谷。

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