ナベプロ帝国の興亡 文春文庫

軍司貞則

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167571016
ISBN 10 : 4167571013
フォーマット
出版社
発行年月
1995年05月
日本
追加情報
:
402p;16

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読書メーターレビュー

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  • kokada_jnet さん

    92年に親本刊行で、95年の文庫化ではナンシー関が解説担当。ジャニーズの元・親会社という位置もあり、再読してみた。タレント帝国という意味ではナベプロとジャニーズは近いが。ジャニーズは、ナベプロのような政界との交際まではやらなかった。渡辺晋は1987年に59歳で死去しているのだが。1歳年下の渡辺美佐は、なんと95歳で現在も存命。

  • ホークス さん

    力作。渡辺夫妻は進駐軍相手の過酷なバンドビジネスから、草創期のテレビに打って出た。無理だとされたヒットパレードをディレクターすぎやまこういち(何と!)と組み身銭を切って成功させると、レコード、映画、興行界と戦い、政界に接近して覇権に突き進む。一方でベトナム戦争からフォークが台頭し、音楽ビジネスとナベプロ帝国は崩壊し始める。時代の変化は非情で、私は崩壊途中からの世代だ。夫妻の先見性と執念は物凄いが、若い人には全てがブラック過ぎる世界の出来事に見えるだろう。クレイジーキャッツやザ・ピーナッツ等が懐かしい。

  • marua さん

    テレビ黎明期の勉強、続き。ナンシー関の解説にもあるが、芸能史は個人的に接したタレントとの記憶としか結び付かない。だからいまいち渡邊晋とい人の物凄さがピンとこない。タレント育成というよりは、浮草稼業と云われていたショービジネスを、テレビを使って日向に出そうと奮闘した人という印象。自分の感性がどんどん世の中からずれていくことの残酷さもまざまざと。松田聖子を取りこぼしていたとは知らなかった。あと、文体が苦手だった。聞き書きを「語り」にしてしまうから「見てきたんかい」と突っ込みたくなる。

  • tsukamg さん

    タイトルには『ナベプロ』とあるが、渡辺晋の立志伝といってよい。戦後のジャズブーム末期にテレビ界に活路を見いだし、ロカビリーで当て、クレージーキャッツで天下を取り、GSブームでタイガースを擁して独走するも、フォークブームから時代とズレ始め、キャンディーズ解散でジリ貧となっていく。時代とズレ始める時期は、政財界人と昵懇になりはじめる時期と重なっているような気がする。渡辺プロのためにというのは口実で、本心は政治家になりたかったのではないだろうか。

  • SU さん

    吉川晃司を売り出す会議での渡邉晋さんのセリフがインパクト有りました

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軍司貞則

1948年生まれ。77年渡欧し、ウィーン大学に学ぶかたわら、ヨーロッパ各地を取材し79年帰国。以降、ノンフィクション作家として幅広いジャンルで執筆活動を続ける。また、テレビ、ラジオのコメンテーター、メガパフォーマンスの総合プロデューサーなどマルチの分野でも活躍中。神奈川県鎌倉市在住(本データはこの書

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