対談集 内面のノンフィクション 文春文庫

山田詠美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167558048
ISBN 10 : 4167558041
フォーマット
出版社
発行年月
2001年04月
日本
追加情報
:
16cm,261p

内容詳細

恋愛、性、外国、読書遍歴、日常生活…。あらゆる視点から山田詠美の文学世界を浮き彫りにし、創作の原点に迫る9つの対話を収録。対談相手には、野坂昭如、小島信夫、大島渚、井上ひさし、島田雅彦、谷川俊太郎、佐伯一麦、吉田ルイ子、瀬戸内寂聴の各氏が登場。

目次 : 「山田詠美」について(野坂昭如)/ 小説の中の「性」(小島信夫)/ 「大人」のコミュニケーション(大島渚)/ 私の好きな本(井上ひさし)/ 「三島由紀夫」について(島田雅彦)/ 「仕事」について(谷川俊太郎)/ 内面のノンフィクション(佐伯一麦)/ ソウルフル・ハーレム(吉田ルイ子)/ 「恋愛」について(瀬戸内寂聴)

【著者紹介】
山田詠美 : 1959年東京生まれ。1985年、黒人の男との愛と破局を描いた「ベッドタイムアイズ」(文芸賞受賞)で衝撃的デビュー。1987年、「ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー」で第97回直木賞、1991年「トラッシュ」で女流文学賞、2001年、「A2Z(エイ・トゥ・ズィ)」で読売文学賞を受賞。著書に「ジェシーの背骨」「ハーレムワールド」「ひざまずいて足をお舐め」「ぼくは勉強ができない」「アニマル・ロジック」「マグネット」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Mishima さん

    24年前に購入。再読。時代は流れた。吉田ルイ子との対談で「アメリカの大統領は女性より黒人が先だ」は当たり。対談の人選がおもしろい。氏がどの人ともフラットな態度で接していることが読んでいてとても気持ちが良い。それにしても三島由紀夫をこれほど好きだったんだ。相当熱く語ってる。直木賞受賞5年前後の出版。今も描き続けていることに拍手、これからも描き続けて欲しいから読んでいく。

  • 佐島楓 さん

    「自分の考えていることを一つの小説にしようという場合、やっぱり文体が生まれるわけでしょう。それをつくり上げるのには、生まれてからずっと元手を払うことになると思うの。(中略)自分を待っている書かれるべきものに辿り着くには、すごい道のりを歩くんだと思う」

  • 団塊シニア さん

    9名との対話集、サガンに憧れ、三島由紀夫の影響をうけたことなど興味深い、佐伯一麦氏とか同世代の作家との対談では本来の山田詠美の持ち味が出てる気がする。

  • 内緒です さん

    大島渚さんとの対談が良かった。家庭内で自立をしない男性が多い中、大島渚さんの「食器を洗ったら良い男になった気になった」という言葉は素敵だった。瀬戸内寂聴さんとの対談も、読んでて、しっかりしなきゃ!と思った、女性としてね。

  • tomoe さん

    「mature=成熟する」事について。「日本人は、大人になる事は情感を捨てる事だと思ってる。でもマチュアって子供の純粋な部分はそのまま持っていて、その周りを大人としての経験で包んでいく事なのよね」と言う山田さんの言葉が胸に響いた。そんな風な大人になりたい。

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人物・団体紹介

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山田詠美

1959年東京都生まれ。85年「ベッドタイムアイズ」で文藝賞を受賞しデビュー。87年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞、89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2001年『A2Z』で読売文学賞、05年『風

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