会いたかった人、曲者天国 文春文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167552114
ISBN 10 : 4167552116
フォーマット
出版社
発行年月
2001年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
中野翠 ,  
追加情報
:
16cm,408p

内容詳細

時代を超えて「他人じゃないっ!」という気持ちをかきたてられる、なつかしい人たち―ココ・シャネル、樋口一葉、左卜全、古今亭志ん生、福田恒存、古川ロッパ、アラカン、森雅之、自分のひいおばあさんまで、39人のとびっきりの曲者たちが勢揃い。中野翠の人物エッセイ集『会いたかった人』『曲者天国』が一冊に。

目次 : ジョージ・オーウェル―作家・評論家/ チェルヌィシェフスキイ―思想家/ ココ・シャネル―ファッション・デザイナー/ 樋口一葉―作家/ 左卜全―俳優/ 高校生A君―祖母殺し高校生自殺事件/ 田中清玄―思想家・実業家/ 古今亭志ん生―落語家/ “美人ママ”A―商社員射殺事件/ ロバート・L.フィッシュ―ミステリ作家〔ほか〕

【著者紹介】
中野翠 : 大学卒業後、出版社勤務等を経て、フリーのもの書きに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    時代を超え、他人と思えない一癖ある人たちを語り尽くしています。その人々は、著名人から自分のひいおばあさんまでバラエティに富んでいました。大半が知らない人なのは世代からでしょうね。でも、こんな曲者がいたのかと思うと興味が湧きます。

  • 優希 さん

    著者が世代を超えて懐かしい人たちを語っていますが、殆ど知らない人ばかりだったのでちんぷんかんぷんでした。この人はこういう人なのかという意味では人物伝として勉強になりましたけど。皆曲者で、とびきりおかしい人物伝として読めば興味深い本ではあります。まぁ世代が違うからということで知らない人が殆どでも仕方ないのかな、と。結構面白くはありましたけどね。

  • Gen Kato さん

    中野翠氏ならではの人物小伝集。作家や俳優、映画監督、犯罪者、身内まで幅広い。採り上げられた人々がみな魅力的で、「確かに会ってみたい」と思わせるのは文章のうまさとセンスのよさゆえなんだろうな。

  • rakim さん

    吉田秋生さんの漫画の中の言葉「ちゃらんぽらんやるのも根性がいる」に同感する私!・・というのはこの著者の中野翠さんは、本当に根性籠めてちゃらんぽらんを尽くしている感じがするからです(賛辞)。家事や外出時の合間の軽い読み物のつもりで買った一冊でしたが、ただの人物評伝じゃなく興味を惹かれることがいっぱい。一冊よむうちに何回言葉やモノの検索をしたことか、違うジャンルの読みたい本も増えました。合間の読み物じゃなくてかなり夢中になって読了。名前も知らなかった〜という人物も数人。もっと早く読んでいれば、と。お勧め。

  • わかめ さん

    左卜全さんの章に惹かれて読んでみました。いや〜っ、歴史に埋もれさすのは惜しいくらいの、曲者ぞろいだなぁ。もっともっとじっくりといろいろ知りたくなりました。

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