フィリッピーナを愛した男たち

久田恵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167529024
ISBN 10 : 4167529025
フォーマット
出版社
発行年月
1992年10月
日本
追加情報
:
318p;16X11

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読書メーターレビュー

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  • 東森久利斗 さん

    ジャパユキさん、フィリッピーナが日本社会を席巻した時代にリアルタイムで読んでこその内容。今となっては、歴史の1ページとして数多のトレンドや社会情勢の記憶と記録と同様に忘れ去られ、風化し埋もれてしまっている。フィリピーナという言葉の持つ意味を再認識。

  • 牛タン さん

    ジャパゆきさんと日本人男性のルポ。10カップルくらいの顛末を追う。皆始めは金の関係で始まるのだが、そこからの展開はケースバイケース。恋愛ってある程度の相性と環境さえ揃えば、あとは利害関係で成立するものなのかなと思える話も。サンプル数少ないので一般化してはいけないとしつつも搾取される可哀想なフィリピン人女性というステレオタイプが抜けた、という著者自身の経験もルポの一部となっている。

  • nonpono さん

    単行本は1989年発行、1990年大宅賞受賞。一世を風靡したフィリピンパブ、そこで働くフィリピーナと恋する男達、やがて結婚するカップルを描いたノンフィクション。2000年の初め、フィリピンパブは大きな規制を受けて、なかなかフィリピーナが入国出来なくなります。そんなことなんて予期せずのフィリピンパブ全盛期のお話。古典ですが、男と女の根本なんてそうそう変わりません。今や、このとき結婚したフィリピーナの子供の世代や孫の世代が、日本で活躍する時代になりました。平成の水商売お仕事本として、無視できない一冊。

  • c3po2006 さん

    ★★★

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人物・団体紹介

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久田恵

1947年北海道生まれ。90年『フィリッピーナを愛した男たち』で、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。97年「息子の心、親知らず」で文藝春秋読者賞を受賞。執筆活動を続けながら、シングルマザーとして子育てをし、約20年にわたって両親を介護。ファンタスティックに生きる!をテーマに「花げし舎」を主宰している

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