プロ野球が殺される 文春文庫

海老沢泰久

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167414146
ISBN 10 : 4167414147
フォーマット
出版社
発行年月
2009年09月
日本
追加情報
:
16cm,238p

商品説明

日本のプロ野球人気の低落がとまらない。選手の目が大リーグを向き、テレビ局が放映権を返上したいま、選手の年俸の上限は1億円が妥当なところではないか――。「Number Web」で累計100万人以上に読まれる名物コラム「スポーツの正しい見方」のベスト・セレクションにオリジナル原稿を加えて、超辛口の正論が炸裂する。

内容詳細

日本のプロ野球人気の低落がとまらない。選手の目が大リーグを向き、テレビ局が放映権を返上したいま、選手の年俸の上限は1億円が妥当なところではないか―。「Number Web」で累計100万人以上に読まれる名物コラム「スポーツの正しい見方」のベスト・セレクションにオリジナル原稿を加えて、超辛口の正論が炸裂する。

目次 : 第1章 野球選手に感情移入できない/ 第2章 プロ野球が壊れてゆく(守備妨害なのか、頭脳プレーなのか/ ジャイアンツは昔のタイガースのようになってしまった/ 歴史に残る名勝負ではない ほか)/ 第3章 サッカーの日の出と黄昏(わずか10年ばかりでずいぶんえらくなったものだ/ どんな悪夢が待っているのか/ ジーコ采配 海外組偏重の功罪 ほか)/ 第4章 日本のスポーツがおかしい(体育会体質と儒教の根深き関係/ 変わりゆく大相撲/ ゴルフのルールと特待生制度の考案 ほか)/ 第5章 スポーツを美化してはいけない、スポーツを利用してはならない

【著者紹介】
海老沢泰久 : 昭和25(1950)年、茨城県生まれ。国学院大学卒業後、同大学折口博士記念古代研究所勤務ののち、63年「F1地上の夢」で新田次郎文学賞を、平成6年「帰郷」で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 金吾 さん

    昔の野球が全て良かったわけではないので賛同しかねる部分はありますが、著者が野球好きで危機感を持っていることはよく伝わります。書いていることを信じるならば、題名の殺されるより自殺に近いかなと思いました。

  • 西澤 隆 さん

    Numberはプレイヤーに対しての敬意が溢れた雑誌だからその中で読む彼の文章はアクセントだったのだと思う。が、まとめて読むと…酷いな。これほどプレイヤーに対しての敬意がないひとだったのかと、正直驚いた。たとえば鉄腕稲尾はとてつもない投手だと思うが、彼の投球スタイルで今登板して当時の数字が残せるとは到底思わない。どのスポーツもどんどん高度化しその高度化に対応すべくプレイヤーの技術も向上する。外野手のスキルが「下がった」と書いた項もあったけれど逆に格段にあがっている。ある意味「日曜日の張本翁」を思う本でした。

  • ラムネ さん

    彫り物の名人は仏を彫るのではなく、 木の中に埋まっている仏を取り出すのだという。 あるべきものをあるべき姿に、 天に操られるまま再現するだけだと。 海老沢泰久の文章を読むと、そんな話を思い出す。 簡易な言葉、短い文章で心情や事実をぴたりと言い表す。 本書では辛口の言葉が並び、時に怒る。 それでもどこか気品を感じさせるのは、文章の美しさだろう。 スポーツを愛し続けた人らしい。

  • たーくん さん

    プロ野球を最も愛した作家が球界に託した遺言。

  • toshiogu さん

    プロ野球が好きなわけではなく、海老沢氏の本ということで、手に取ってみた。批判的な内容が多いのだが、この人のスポーツ感は、自分に近いので、とても面白かった。

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人物・団体紹介

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海老沢泰久

1950年茨城県生まれ。國學院大學卒業。’74年「乱」で小説新潮新人賞、’88年『F1地上の夢』で新田次郎文学賞、’94年『帰郷』で直木賞受賞。2009年8月、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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