稲垣武(ジャーナリスト)

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「悪魔祓い」の戦後史 進歩的文化人の言論と責任 文春文庫

稲垣武(ジャーナリスト)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167365042
ISBN 10 : 4167365049
フォーマット
出版社
発行年月
1997年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
稲垣武 ,  
追加情報
:
564p;16

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読書メーターレビュー

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  • harass さん

    戦後日本の進歩的文化人たちの東側諸国に絡む言説をまとめたもの。理想の国家ソ連や中国を持ち上げるため、逆に日本米国サゲのためにおかしな現実認識をしたり無責任な理想論を振りかざす連中の発言と当時の状況などを揶揄しながら解説。共産主義幻想が消えたはずの現在でも、同じような連中の発言はまったく変わらず。ネット時代では各文化人の過去の言動はまとめられるため、いい加減な連中の発言はすぐに指摘されるのだが、この本で挙げられる時代は雑誌中心の発言を追うこと自体容易ではなく、なかなかそのおかしさが分かりづらかった。

  • Porco さん

    冷戦期の進歩的文化人が、ソ連、中国、北朝鮮、北ベトナム、そして家永裁判、全共闘について、どんなことを言っていたかを検証しています。そして、当時としてもわかっていたはずのことに触れなかったり、歪めたり、矮小化したりしていたことを示して非難します。確かに、言われてみればその通り。ただ、現在進行形の事象について正しく論じるのは難しいとも思いました。今ならロシア•ウクライナ戦争についてもそう。でも、当時よりはまともな言論空間になっているのでしょうか。

  • 組織液 さん

    知人に勧められて読んでみました。なんというかソ連や中国、北朝鮮や北ベトナムへの無理筋な擁護やアメリカが悪い的な責任転嫁は、最近のロシア擁護でも似たようなのを見ますね()私は2000年代生まれなので当時の感覚はよくわかりませんが、特に北朝鮮がここまで好意的に(少なくとも進歩的とされた文化人には)受け取られていたのはちょっと驚きでした。ただこの本自体が古かったり、必ずしも中立的な文体というわけでもないので疑問に思うところもそれなりにはありましたね。ベトナム戦争のこともうちょっと知っておかないとな…

  • アメヲトコ さん

    戦後日本のいわゆる「進歩的知識人」の言動を、結果論ではなく同時代的状況を分析しながら痛烈に批判したもの。彼らと戦前の皇国史観論者とが、その奉戴する「本尊」が異なるだけで思考の型においては同根であるという指摘は本質を突いているように思います。ただ一方で著者自身、本書で強い批判の対象ともしている朝日新聞社に、なぜかつて長年籍を置いていたのかについてほとんど語っていないのはやや気になります。共産党を離党した元幹部が最も強烈な共産党批判者へと転じる図式と同じようなものでしょうか。

  • kanaoka 58 さん

    言論の多大な影響力。歴史を振り返れば文明勃興以降、人間は言説により繁栄を築き、蛮行を為してきた。 知的怠惰は大衆の気質であるゆえ止む得ない事ではあるが、責任ある人間がとる姿勢ではなく、知的怠惰に訴えるような二者択一の選択肢や現実社会に立脚しない理想論を振りかざす者は、その罪の重さを深く心に刻む必要がある。平和主義等に共感を抱く者は、それが彼等の道徳と化しているのだろうし、無責任な言説を生業とする者も社会適応の1つの形なのだろうが、社会が引き返す事ができない陥穽に引き込まれてしまう可能性は理解すべきである。

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