トマス・H・クック

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鹿の死んだ夜

トマス・H・クック

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167309282
ISBN 10 : 4167309289
フォーマット
出版社
発行年月
1994年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
318p;16

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読書メーターレビュー

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  • はらぺこ さん

    すっきりした気分じゃないですが嫌いじゃないです、どちらかといえば好きです。読み易かったので他の作品も読んでみようと思います。

  • おうつき さん

    実業家が動物園に寄贈した鹿二匹が殺される。事件を担当することになった刑事はこの事件の犯人はやがて人間にも危害を加えるのではと危惧する。クックのデビュー作だが、サイコ色が強くのちの作品と比べても少し雰囲気が違う。あまり好みの話ではなかったがなかなか楽しめた。

  • パカゲニー さん

    トマス・クックの1980年作品。クックの処女作です。 ベテラン刑事のリアダンは上司の命令で現在手掛けている事件をすべて他者に振り分け、残酷な殺され方をした鹿の殺害の捜査を命じられる。 その鹿が大物が動物園に寄贈したものだったからだ。 更に、その後二人の女性が同様な残忍な手口で殺害され、リアダンはその共通点を探る。リアダンの内面の動きを描きつつ話が突き進むのは突き進むのは正にクックらしい。 終盤の畳みかけや、最後のちょっとした救いも見事です。 佳作です。

  • 遥かなる想い さん

    日本に紹介されたトマス・H・クックの 最も 古い作品(1980年)。 クックの作品郡では 記憶三部作の 印象が 私の中では 心に 残るものだが、 この本では フラッシュバックのような 描写は まだなく、 ただ クックの作品の 底に流れる 人間の 狂気のようなものを 静かに 描写して いっている。 特に 初老の刑事 リアダンが 電車から 少年が 折檻されるシーンを見た時の激しい激情描写は、 心痛いものがある。

  • 桂木 さん

    優れた小説だった。同時にとても辛い小説だった。物語は猟奇趣味で扇情的な事件から始まる。しかし描かれているのは不条理な現実と良心(正義)の間で擦り切れそうになりながら、もがき苦しむ1人の人間の内面と足跡であった。読後は砂利を噛んだような気持ちになる。短編アンソロジーで見かけ気になった作家で、紛れもない「当たり」だった訳だが、次作は心構えをしてから読み始めようと思う。

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トマス・H・クック

1947年、アラバマ州に生まれる。“称賛されるサスペンス作家”としてアメリカで多くの読者を獲得する。本書『緋色の記憶』で、本国で最も権威のあるミステリ賞、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞を受賞。同書は日本でもミステリ小説の各種ランキングに選出された。その他にも、マルティン・ベック賞受賞作『緋色の

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