歴史をさわがせた女たち 外国篇 文春文庫

永井路子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167200411
ISBN 10 : 4167200414
フォーマット
出版社
発行年月
2003年06月
日本
追加情報
:
16cm,287p

内容詳細

女が国を動かす!ときには男ではなくひとかどの女たちが、大胆に、情熱的に、歴史の舞台で活躍している。クレオパトラ、エカテリーナ二世、カトリーヌ・ド・メディシス、ポンパドゥール夫人、アグリッピナ、則天武后ら三十数人のスケールの大きな人生を、史実をもとに描きなおす。

目次 : 女が国を動かすとき(アグリッピナ―暴君ネロを生んだ過保護ママ/ エレオノール・ダキテーヌ―十字軍遠征で運命変る ほか)/ 東洋の名花はサディスト!(呂后―ライバルを総括/ 則天武后―中国たった一人の女皇帝 ほか)/ 伝説と神話のヒロインの正体(トロイのヘレン―美しすぎたばっかりに/ エレクトラ―不倫の母に燃やした執念 ほか)/ 上流社会に咲いたあだ花(クレオパトラ―鼻はさほどに高からず/ 楊貴妃―美女をめぐる不思議な真実 ほか)/ ペンを片手に大奮闘(サッフォー―レズの元祖に偽りあり?/ エロイーズ―恋文ベストセラーの修道尼 ほか)/ 夫を売り出すテクニック(コンスタンツェ・モーツァルト―天才に愛された悪妻/ マーサ・ワシントン―おかみさんトップレディー ほか)

【著者紹介】
永井路子 : 大正14(1925)年、東京に生れる。東京女子大学国語専攻部卒業。小学館勤務を経て文筆業に入る。昭和40年、「炎環」で第52回直木賞受賞。57年、「氷輪」で女流文学賞受賞。59年、第32回菊池寛賞受賞。63年、「雲と風と」で吉川英治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    女性たちもときには歴史を動かしていたのですね。悪女、烈女。貞女と様々ですが、人生のスケールが大きいです。世界史を彩った女性たちという切り口で語るというのが興味深いですね。

  • びっぐすとん さん

    『歴史をさわがせた女たち日本編』を読んで女は怖いと思ったが、外国編を読んで日本の女はまだまだ温いと痛感。外国の女は桁違いだ。もし日本人の悪女がその場に居合わせたとしたら「そこまでしなくても・・」とドン引きしそうだ。日本の殿方、もっと日本人女性を大事にしましょう。異国の美女にうつつを抜かしてると怖い目にあうかもよ。

  • 安芸あずき さん

    なかなか面白かったが、永井路子さんは長編でこそその文章の真価を発揮して、こういった短い文章は中野京子さんのほうが上手いように思う。ソクラテスの妻が出てこなかったのが意外。彼女は歴史を騒がせてはいないのかもしれないが。

  • なぁ さん

    30年経た今もとても印象に残っている本です。特に自分の子供を人質に取られ、脅かされても動じない女の逞しさが素敵でした。日本編に比べたら、外国編の女たちのなんと逞しさにほれぼれしてしまう作品です。最近再読しましたが、感想にブレはありませんでした。

  • ダリア さん

    日本に比較するとスケール大きいなぁとつくづく思う。世界史は勉強していなかったので、本当の意味ではわかっていないのだが、政治と宗教が思った以上に結びついているのだなぁ、と。エリザベス女王の段。視点が変わるとエリザベスの印象もだいぶ変わるものだ。

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人物・団体紹介

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永井路子

1925年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業。64年『炎環』で直木賞、82年『氷輪』で女流文学賞、84年菊池寛賞、88年『雲と風と』ほかで吉川英治文学賞、2009年『岩倉具視』で毎日芸術賞を受賞。23年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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