くれなゐ 上 文春文庫

渡辺淳一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167145293
ISBN 10 : 4167145294
フォーマット
出版社
発行年月
2012年11月
日本
追加情報
:
323p;16

内容詳細

わたしはもう女ではないのだろうか―原宿に店を持つ28歳の帽子デザイナー・木之内冬子は、筋腫を取り除くだけの予定で臨んだ手術で子宮を摘出。ことあるごとに煩悶するようになる。かつて不倫関係にあった建築家の貴志との関係が再燃し、別れようと決意するが…性に惑う女性が新しい日々を得るまでを描く、異色の大作。

【著者紹介】
渡辺淳一 : 昭和8(1933)年、北海道生まれ。札幌医科大学医学部卒業。元同大学整形外科学教室講師。医学博士。45年7月「光と影」で第63回直木賞を受賞。55年「遠き落日」「長崎ロシア遊女館」で第14回吉川英治文学賞を受賞。平成15年、紫綬褒章受章、第51回菊池寛賞受賞。札幌に渡辺淳一文学館がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しんこい さん

    若くして子宮の摘出手術に不倫、さらには診療過誤の疑惑と結構思いテーマが続きますが、結構あっさり読み進めます。それが持ち味か。79年の作品とは思わなかった。

  • 元吉 さん

    ★★★★☆

  • ヒカリ さん

    子宮筋腫の手術をした冬子。不倫相手の貴志、若い船津、帽子屋の上客である中山夫人、性や愛に揺れながら前に進んでいる。こんな世界もあるのだなぁと。

  • kanatako さん

    渡辺淳一先生の追悼で読みました。79年に世に出た本。当時と今では女性の年齢の重みがかなり違うのだろうなあと。筋腫のオペも今はかなり違うでしょう。渡辺先生は何故こんなに女性の描写が細やかなのかな。妖艶な主人公はどう生きていくのか、下巻が気になります。

  • Ni Miki さん

    自分に子宮が無くなったら・・・・ もう子供を産むつもりがなくても、やっぱり無いのは女でなくなった気がして悲しいかも。 女性にしかわからないはずのこの心境、渡辺淳一さんはただひたすら想像したのでしょうか。

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