アフター・スピード 留置場・拘置所・裁判所 文春文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167137069
ISBN 10 : 4167137062
フォーマット
出版社
発行年月
2003年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,329p

内容詳細

これが犯罪者ってもんさBaby!取材ライターであった筆者がドラッグにはまって逮捕されてから、執行猶予判決を受けるまでの2カ月半に及ぶ監獄自由筆記。三度の飯に一喜一憂し、サギ師や密売人達と親交を結び、裁判では証言台に立った妻の失言に凍りつく…。前作「スピード」に続く、監獄ノンフィクション。

目次 : 1 留置場(パクられた夜―回想/ 留置場の朝/ 刑事の取り調べ/ 犯罪者との交流/ 検事の取り調べ/ 留置場暮らし/ 「起訴」決定)/ 2 拘置所(拘置所の掟/ 食う、寝る、運動する/ 監獄生活極楽道/ 国選弁護人との面会)/ 3 裁判所(求刑公判/ 自由へのカウントダウン/ 判決公判/ 夕暮れの街へ)

【著者紹介】
石丸元章 : 1965(昭和40)年生まれ。法政大学中退。ライター、DJとして活躍する一方、90年暮れより取材過程でドラッグにのめりこみ、95年逮捕(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゆいまある さん

    スピード続編。ヤク決めてラリって歩いたら職質されてそのままパクられて、留置所、拘置所、裁判を体験したノンフィクション。留置所は仕事で何度か行ったことがあるが、拘置所はツライ、もう二度と戻りなくないと聞くので読めて非常に満足。石丸さん全く反省していない様子。確かに薬物依存は自分の体は傷付けても直接他人を傷付ける行為ではない。でもここまでの状態ともなれば、どんなに周囲が心配してるだろうか。やっぱりこの人、大事なことがなんか抜けてると思う。後、覚醒剤後の鬱に衝動性高めるアナフラニール出すかな。嫌な処方だな。

  • kera1019 さん

    内容はノンフィクションって言うよりほぼ私小説やけど、今まで読んだ塀の中の体験記よりコッチの方が全然面白い。見沢知廉の「囚人狂時代」みたいに有名人は出てけぇ〜へんけど、著者自身の言葉で語られる"あるあるネタ"に思わず笑ってしまう。

  • 薫風堂 さん

    強烈な薬物体験記『スピード』を著した石丸さんの、その後。ヒヨコスープ、体育会系生活様式、空想ドラッグパーティー。逮捕以降の、それはそれは夢のようなノンフィクション。喋ること、歩くこと、風呂、食べたいものを食べること・・・いざ失うと、その素晴らしさに気づく当たり前の日常生活…なんて説教くさい美談では終わらないのが流石のゴンゾ。「思い描いていた空想のギネスとは…拘置所の中でエアで飲んでいたギネスとは味が違うんだ。うーむ、これが現実のギネスってもんか。エアとは味が違う。妙な感じ方だが、まあ悪くない(306)」

  • Gilles B. さん

    スピードにのってアフタースピードもいってみました。特に物凄い目新しいことが書いてあるわけではないのですが、キャラ設定やらそのポップな文体やらでぐいぐい楽しく読ませてくれます。石丸元章だったら拘置所でもどこでも楽しくやってけるでしょ、と勝手に思っていましたが、やっぱりそれなりに大変なところのようですね。お疲れ様でした。★★★☆☆

  • あかつや さん

    前作『スピード』の後、ついに覚醒剤使用でパクられた著者の体験記。檻の中で書いたものをあまり手を加えずに載せているってことでいろいろ興味深くはあるけれど、拘置所へ移される頃にはもうシャブが抜けてしまっているからか、熱に浮かされたような勢いが失せ、この手の読み物がよく陥る平凡な獄中食レポになってしまう。でもまあそんなもんなんだろうな、檻の中ってのは。それにその後本作で一番の見せ場もある。モデルをやってる嫁が裁判で証人席に立つ場面だ。これがもう素晴らしい。この場面だけでこの本全てを肯定してしまえるってくらい。

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