平成経済事件の怪物たち 文春新書

森功

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166609529
ISBN 10 : 4166609521
フォーマット
出版社
発行年月
2013年12月
日本
追加情報
:
293p;18

内容詳細

ジャーナリストとして、数々の大事件を取材してきた著者が、リクルートの江副浩正、住友銀行の“天皇”磯田一郎、イトマン事件の首謀者・許永中、イ・アイ・イグループの高橋治則ら、15人の怪物を通して、平成日本の暗部を浮き彫りにする―。

目次 : 江副浩正―ベンチャーの革命児/ 磯田一郎―住銀の天皇/ 田淵節也―証券界のドンの特攻経営/ 金丸信―佐川急便と五億円闇献金事件/ 尾上縫―興銀を掌で転がした「美人女将」/ 高橋治則―長銀をつぶした男/ 田谷廣明・中島義雄―接待汚職で失墜した大蔵官僚/ 早坂太吉・末野謙一・佐佐木吉之助―不動産神話の申し子たち/ 許永中―最後の大物フィクサー/ 武井保雄―武富士サラ金帝国の滅亡/ 村上世彰―ファンドバブルの鬼っ子/ 小沢一郎―政治とカネの呪縛

【著者紹介】
森功 : 1961(昭和36)年福岡県生まれ。岡山大学文学部卒業。「週刊新潮」編集部などをへて、2003(平成15)年フリーランスのノンフィクション作家に転身。08年の「ヤメ検―司法に巣喰う生態系の研究」、09年の「同和と銀行 三菱東京UFJの闇」(ともに「月刊現代」掲載)の両記事が2年連続で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 緋莢 さん

    「未公開株」の譲渡を巡り、犯罪史上最大級の疑獄事件「リクルート事件」の江副浩正、「イトマン事件」に深く関わり、「住友銀行の天皇」と呼ばれた磯田一郎、五億円闇献金事件、脱税で失墜した金丸信、「イトマン事件」のキーマンとなった「最後の大物フィクサー」許永中、堀江貴文と世間を騒がせた村上世彰・・・平成に起こった経済事件に現れた「怪物」たちの姿を追う。

  • 中島直人 さん

    多くの人数を取り上げ過ぎたためか、特にインパクトのあるエピソードに絞って紹介している。ニュース等でリアルタイムで観ていた事件に関する、怪物というに相応しい話ばかりで面白く読むことが出来た。ただ、各々の人物の全体像を掴めるところまで行っていないのは物足りない。

  • macho さん

    森功。流石。こんな要約の能力高い人しらんで。事実に勝る小説なし。精神分析医でもやっていけるよ。ルーツからの解き方大好きやわ。

  • みなみ さん

    当時新聞の見出しにこれらの事件が多くあったが、年齢的によくわからないものも多かった。今の方が理解できるな。これ読むと古き良き自民党とか大嘘ですね、金権政治まみれじゃん。そしてバブルはやっぱり狂っている。絵画をぐるぐる回して何十億とかおかしい。でも昔はおかしいものをおかしいと世論が動いて捜査して、社会が怒れるというのはあったな。今はそれすら無い。末期。

  • 権現 さん

    バブルという狂乱の時代に跋扈した猛者たちが、そのまま狂乱に呑まれてしまったことによって起きた経済事件をさらっと学べる一冊。サラリーマンの教養として一応読んでみた感じ。出てくる数字は少なくとも百億、多ければ兆にまでおよび、当時の金融市場がどれだけおかしなことになってたのかを実感させられる。事実は小説よりも奇なり。気鋭のベンチャー企業の話も面白いけど、こういうドロドロした経済マフィアの世界も面白いね。「政財界のフィクサー」とか、「伝説の総会屋」とか、任侠映画もビックリなワードがごろごろ。

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人物・団体紹介

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森功

1961年、福岡県生まれ。ノンフィクション作家。岡山大学文学部卒業後、伊勢新聞社、「週刊新潮」編集部などを経て、独立。2008年、09年に編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞を受賞。18年に『悪だくみ「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞』で大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞受賞(本データは

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