裁判所が道徳を破壊する 文春新書

井上薫(法律家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166605903
ISBN 10 : 4166605909
フォーマット
出版社
発行年月
2007年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
井上薫 ,  
追加情報
:
18cm,185p

内容詳細

裁判所は人権の砦、正義の府のようにいわれるが、実は違法のし放題。司法の行き過ぎを警告してきた著者が、試験秀才的で、独りよがりな裁判官たちが、法や正義の名の下に、いかに「道徳」を破壊してきたかを論じる。

【著者紹介】
井上薫 : 1954年東京生まれ。78年東京大学理学部化学科卒、80年東京大学大学院理学系研究科化学専門課程修士課程修了。83年司法試験に合格。86年判事補、96年判事に任官。2006年4月、横浜地裁で退官。司法行政の裁判干渉に抵抗し、裁判官の独立を守り抜いたことで知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 鉄人28号 さん

    ☆☆☆☆ 破産免責、尊属殺人、国旗国歌強制違憲訴訟の3つの判例を例に挙げ、不当な判決、違法な判決文(蛇足判決)が横行していることを論じている。それが、社会秩序や道徳の破壊につながると述べている。上記の3つの判決は常識で考えればおかしい。ところが、裁判官は法規や判例を機械的に当てはめて判決文を書いているのではないか。そのためそこに世の常識が欠けてしまうということだろう。国会と内閣の人事には民意が反映されているが、裁判所の場合は最高裁長官を除いてそうではない。国民のチェックの外にあるということに気づかされた。

  • ラスコリ さん

    現代裁判所のボロを著者の研究から明らかにした本。 この本を読んで、著者のイメージが少し変わった。国旗、国家の部分で特に。 少し著者の思いが強くて、本当かなと思う部分があったが、全体的に面白かった。

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