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子どもが壊れる家 文春新書

草薙厚子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784166604708
ISBN 10 : 4166604708
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2005
Japan

Content Description

「普通の家庭」から生まれた少年Aや佐世保事件の加害女児。彼らを残虐な犯行へ駆り立てたものとは。少年犯罪加害児童の生育歴に、法務省東京少年鑑別所・元法務教官が迫る。子育て不安の時代に、指針となる1冊。

【著者紹介】
草薙厚子 : 法務省東京少年鑑別所元法務教官。退官後、地方局アンウンサーを経て、ブルームバーグL.P.に入社。テレビ部門アンカー、ファイナンシャル・ニュース・デスクを務め、フリーランスとして独立し、ジャーナリストに。テレビ、ラジオ番組のコメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 阿呆った(旧・ことうら)

    多くの人の記憶に刻まれていると思われる、ニュースで大きく報道された少年犯罪の家庭の背景を考察したもの。◆少年犯罪は『貧困によるもの→社会への反抗→遊び型→「幻想型非行」』へ変化 ◆幻想型非行を行う子どもの家庭背景や本人の特徴『1.母乳を与えられた期間の短さ 2.母による厳しいしつけ、過干渉と父親の存在感のなさ 3.過干渉により「もう1人の自分の形成」され次第に攻撃性を強めていく 4.テレビやインターネット、ホラーの幻想世界にのめり込む5.解離性障害 現実と空想の境界線が曖昧』

  • 子供を持つ親の立場としては気になるタイトル。う〜〜ん、これが本当なら 今の小学生ってけっこうヤバいよね。ゲームしない子のほうが圧倒的に少ないと思うし、5歳児にしてDS持ってる息子って…(T_T)親子の時間を今以上に大切にしようって思う。

  • たこやき

    とにかく、無茶苦茶。「ゲーム脳」説を信奉してみたり、統計的な嘘を真実のように書いてみたり…etc、etc…。ゲームの脳に与える影響について、川島隆太「癒し効果が期待出来る」、森昭雄「そんなものない」→ゲームは悪影響、とする辺り、都合の良い部分だけをかき集めているとよく分かる。

  • Naota_t

    #2198/★3.5/子供をもつ親には特におすすめ。内容全てを鵜呑みにしないものの、大変参考になる。本書では、酒鬼薔薇聖斗事件、佐世保北中学女児殺害事件など、加害児童の生い立ち、親の言動から紐解く。畢竟、1)親の理想を子供に押し付けすぎない、2)メディア等との付き合い方を放任せずに見守り、指導することが重要と思った。犯罪の背景に「ゲーム脳」があることを帰納的に導くのは、やや一方的と感じた。しかし、受動的になるテレビ・ゲームなどを常に見せて、親がほったらかしにするのは問題があることは、理由も含めて強く納得。

  • パピコ

    少年Aをはじめとする、10代の殺人を犯した子供達の、生い立ちや家族構成・家庭環境を分析。なぜ犯罪を起こす子になったのかを、わかりやすく説明してある。犯罪者達の家庭には共通点があり、とても興味深い。 親の影響力は絶対だ。

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