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中国艶本大全

土屋英明

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784166604494
ISBN 10 : 416660449X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2005
Japan

Content Description

漢代以降の艶本の歴史を概観し、わが国の文学にも多大な影響を与えた「遊仙窟」から「金瓶梅」「春夢瑣言」まで、代表的作品6点の豊潤にして淫靡な「男女相悦」の世界を詳しく紹介する。

【著者紹介】
土屋英明 : 1935年、兵庫県生まれ。早稲田大学文学部卒。映像製作会社を退社後、文筆家。中国の文学と文化を研究。日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    中国文学で比較的ポルノティックなのは、「金瓶梅」それともう少し固めの「紅楼夢」は読んだことがあります。ここには金瓶梅はもちろんのことその他のかなり色っぽい作品が紹介されています。私はあまり知りませんでしたが、山田風太郎はここら辺の作品に触発されて、女忍者物を書いたのかもしれないなあという気持ちになりました。若干読んでみたいものもありました。

  • 遊未

    想像以上でした。中国にこの様な読み物の世界があったのですね。「金瓶梅」も知っているのはストーリーだけだったもので・・・。孝謙女帝は武太后のこの方面だけでも遠く及ばないのではと思い、少しお気の毒です。お寺のこの手の話は教会でも同様で、元になる事件はあったのでしょう。

  • unknown

    「性交とは相手と精の陰陽を奪い合う戦いである。先に吸い取られたら負け。」そんなスタンスで書かれた作品ってのも結構あるものなんだなあと、妙に感心してしまった。晩年の則天武后が男妾を喰いまくる『如意君伝』がとても面白そうなので、手を出してみたいところ。

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