向田邦子全集 10 エッセイ6 女の人差し指

向田邦子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166417704
ISBN 10 : 4166417703
フォーマット
出版社
発行年月
2010年01月
日本
追加情報
:
20cm,245p

内容詳細

向田邦子生誕80年記念出版。読みやすい活字とエレガントな装丁で、新版全集全11巻、全対談、妹・和子氏の著作、メモに至るまでを収録した別巻2巻を加えて刊行。本巻は「女の人差し指」を収録。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • shiozy さん

    アマゾンから本が届かないローテンションの谷間に、決まって読むのは向田邦子。何度読んでも感心させられるのが、「段落の飛躍」である。段落ごとに様々なエピソードが提示される。それは一見、何の脈絡もないように見えるのだが、最後にテーマが語られると、そのエピソードの意図が一気に貫通するのだ。こんな文章をお手本とするのだ。

  • ぐうぐう さん

    彼女のエッセイを読んでいると、向田邦子とはつくづく市井の作家であったことがよくわかる。目線が、実に庶民的なのだ。例えば、「ホームドラマの嘘」というエッセイの中で、彼女は視聴者がホームドラマの中の嘘を指摘するのを踏まえ、それは当然だと説く。なぜなら「視聴者全員がホームドラマの経験者だからなのです」。そこで彼女はドラマの嘘を自ら披瀝し、その嘘を楽しんでほしいと呟くのだ。それはつまり、作り手でありながらも彼女の目線が視聴者が見つける嘘の側にあるからだろう。彼女のドラマが視聴者に歓迎された理由がここにある。

  • きみさん さん

     全集なのに、厚くなくて就寝前読書もOK!著者が気楽にすいすい書いているのが分かって、こちらも肩こらずに読めるのがうれしい。外国での著者の立ち位置については、ちょっと意外だったが、読み進むにつれて納得。 もっともっと長生きしてほしかった。昭和の雰囲気満載の作品群は懐かしいが、この平成の世を向田邦子さんはどのように思っていることだろう?

  • みの さん

    日々の生活で同じ人と付き合い、同じような本を読み、同じ道を通り同じ店で買い物をする。ちょっとした変化を求めてたまには冒険してみてもいいじゃないか。彼女のエッセイを読んでいると30年以上前に書かれたということを忘れてしまうこともしばしば。

  • 千頼 さん

    この方の世界の見方がすごく素敵。優しいというか柔らかくて、偽善的でもない。こんなにイキイキと生きていた人が、何の心構えもなく突然命を落としてしまっただなんて考えたくもない。きっと帰ってきて、また暖かいエッセイが生まれていたのだろうに。悔しいなぁ…。向田邦子全集を1から全部読みます。[図書館本]

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人物・団体紹介

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向田邦子

1929(昭和4)年、東京生まれ。実践女子専門学校国語科卒業。映画雑誌編集記者を経て放送作家になりラジオ・テレビで活躍。80年に初めての短篇小説「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」で第83回直木賞を受賞し作家活動に入ったが、81年8月航空機事故で急逝

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