向田邦子全集 5 エッセイ1 父の詫び状

向田邦子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166417209
ISBN 10 : 4166417207
フォーマット
出版社
発行年月
2009年08月
日本
追加情報
:
20cm,275p

内容詳細

向田邦子生誕80年記念出版。読みやすい活字とエレガントな装丁で、新版全集全11巻、全対談、妹・和子氏の著作、メモに至るまでを収録した別巻2巻を加えて刊行。本巻は「父の詫び状」を収録。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • shiozy さん

    アマゾンから本が届かないいわゆる読書谷間の日。そんな時決まって読むのが「向田邦子全集」である。向田の代表的エッセーとも言える「父の詫び状」収載であるが、私が一番好きなのは「魚の目は泪」である。メザシの目に始まって、猫や猿など様々な動物のエピソードが次々と繰り出される。それは一見脈絡がないというアトランダムさなのだが、最後のオチで「もののあわれ」というキーワードが出て、一気に納得できるのだ。こういう文章を書きたいな、と思ってしまうのだ。

  • ぐうぐう さん

    向田邦子、初めてのエッセイ集である『父の詫び状』。タイトルからもわかるように、父との思い出がベースとなったエッセイだけれど、彼女が綴るエピソードは、それだけに留まらない。「思い出というのはねずみ花火のようなもので、いったん火をつけると、不意に足許で小さく火を吹き上げ、思いもかけないところへ飛んでいって爆ぜ、人をびっくりさせる」。その思い出の連鎖が、父を離れ、記憶の中を自由に羽ばたいていく。しかし、やがては家族へ、そして父の思い出へと着地する、これはエッセイ集だ。

  • いぼいのしし さん

    向田家の在りし日が目に浮かぶ様。おもしろかった。

  • よし さん

    nhk ドラマで見たのは、このエッセイが原本だった。。心に強く残ったエピソード。「祖母の通夜に社長が現れた父親の姿」「弟の友達の葬儀に出る父親」父親役の杉浦直樹ははまり役だった。父親本人は、まさにこんな感じだったのでは?

  • こまっちゃん さん

    作者の凛とした生き方、価値観も揺るぎなさが感じられるエッセイ。飛行機事故を心配するエピソードが悲しい。

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人物・団体紹介

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向田邦子

1929(昭和4)年、東京生まれ。実践女子専門学校国語科卒業。映画雑誌編集記者を経て放送作家になりラジオ・テレビで活躍。80年に初めての短篇小説「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」で第83回直木賞を受賞し作家活動に入ったが、81年8月航空機事故で急逝

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