歴史をこじらせた女たち

篠綾子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163915890
ISBN 10 : 4163915893
フォーマット
出版社
発行年月
2022年09月
日本
追加情報
:
320p;19

内容詳細

持統天皇、藤原薬子、北条政子、日野富子、淀殿…もし彼女たちがいなかったら、歴史はどうなっていたんだろう?古代のロイヤルプリンセスから幕末の姫君まで「歴史こじらせ女子」大集合!定説を覆す“ぶっちゃけ史観”も!

目次 : 第1章 古代のロイヤルファミリー&プリンセス(磐之媛―嫉妬深き皇后/ 軽大娘―古代日本のジュリエット ほか)/ 第2章 千年の都の華麗なる王朝物語(橘嘉智子―美貌の皇后の挑戦状/ 小野小町―美女をこじらせて ほか)/ 第3章 悪女たちのドラマティックな仁義なき戦い(待賢門院―マイ・フェア・璋子/ 美福門院―九尾の狐のモデル ほか)/ 第4章 戦国・江戸に燃え上がる女たちのスキャンダル(築山殿と亀姫―天井にはご用心/ 淀殿―桜と黒百合の狭間 ほか)

【著者紹介】
篠綾子 : 1971年埼玉県生まれ。東京学芸大学卒。2001年第4回健友館文学賞受賞作『春の夜の夢のごとく―新平家公達草紙』でデビュー。05年「虚空の花」で第12回九州さが大衆文学賞佳作受賞。17年「更紗屋おりん雛形帖」シリーズで第6回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞受賞。19年『青山に在り』で第1回日本歴史時代作家協会賞作品賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いまちゃん さん

    古代から江戸時代までの女性が時代順に紹介されてます。「こじらせた」と言っても、悪女で文字通りこじらせた人もいれば、逆に巻き込まれた感のある人も…。面白かったけど、名前が読みづらかった。ちなみに、中宮定子の読み方が「さだこ」だったのが気になりました。私「ていし」で覚えてたわ。どっちも正しいのかもだけど違和感。

  • dai267712 さん

    日本史を女性限定にして俯瞰できてのが面白かった。 一夫多妻も問題大ありだったんだね(笑) まあ、ある一つの伝統については頑なに護ってたのが凄い事ですけどね。

  • K さん

    (202209,281)「こじらせ」という語自体好きでないせいか、全体の語り口がまどろっこしく感じる。私の好きな持統天皇に、「こじらせ」って形容詞はあてはまらんし、小池栄子が熱演した政子だって違うよ。なーんかおもしろくないのは、「こじらせ女」と「歴史をこじらせる」を掛けて、それを切り口にしちゃったとこかなあ・・・。歴史上の人物への尊敬みたいなのが足りなかった。マンガの登場人物評みたいな。

  • 世玖珠ありす さん

    古墳時代から江戸時代まで、33人の女性達を紹介。なので(?)興味がある女性だけ拾い読みです(笑)再来年の大河ドラマとなる「藤原道長」の縁者となる女性達のネットワークの広さにはビックリですね。興味がある時代だけ拾い読みの方が楽しめるかも。

  • カチ さん

    藤原氏の摂関政治を、入内して支えた女性たちの人生について、これまで詳しく知る機会が無かったので興味深かった。在原業平との恋に見られた高子や斎宮の積極性は、権力を握る男たちの都合で動かされるだけではない、ささやかな抵抗にも感じた。また逆らう者に変な名前をつけて追放した孝謙天皇には笑ってしまった。女帝に祭り上げられて、独身を強いられるなど男性の天皇にない制約もある中、精一杯やんちゃに生きた印象を持った。この他、文中に散見する家系図に、理解を助けられた。登場人物同士、時代を超えたつながりも面白い。

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人物・団体紹介

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篠綾子

埼玉県生まれ。東京学芸大学卒。健友館文学賞受賞作『春の夜の夢のごとく―新平家公達草紙』でデビュー。短篇「虚空の花」で九州さが大衆文学賞佳作受賞。主な著作に日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞した『青山に在り』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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