虚空の人 清原和博を巡る旅

鈴木忠平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163915760
ISBN 10 : 4163915761
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
追加情報
:
304p;20

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    昨年末に読んだ「嫌われた監督」に続き、鈴木 忠平、2作目です。 KKコンビをリアルタイムで観ていた世代なので、著者が清原 和博をどう描くか興味深く読みました。正に栄光と挫折、執行猶予が明けても、清原 和博は道半ばのようです。 二人の天才は一生解り合えないのでしょうか❓ https://books.bunshun.jp/articles/-/7423?ud_book

  • アキ さん

    1985年夏の甲子園決勝でPL学園がKKコンビで優勝した試合は、その試合で2本のホームランを打った清原和博を英雄にした。体はでかいが、小学生の頃から純心で弱気の気質のまま大人になった。ドラフト会議で憧れの読売巨人に裏切られ、桑田との関係も決裂した。清原の打者としての能力は心の弱さをカバーすることはなく、むしろ野球という世界から引退すると、清原和博を演じ続けることに押し潰されてしまった。離婚と息子との別離、母の死が静かに心を蝕み覚醒剤中毒、アルコール依存、暴力事件まで引き起こした。栄光の裏の影は余りに深い。

  • サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥 さん

    (2023-54)【図書館本】覚醒剤取締法違反により執行猶予刑を受けた清原。高校野球、プロ野球を代表するスーパースターであった彼の転落。その清原から著者に届いた一本の電話から始まる清原和博再生の旅。あの桑田との確執を生むこととなったドラフトにも大きくページが割かれている。かつての活躍を知る自分としては、読んで良かったという面と、こんなに苦しむ彼の姿は知りたくなかったという面が入り混じる。「清原和博をやるのって、けっこうしんどいんですよ」そうぽつりと呟く彼の言葉が印象的であった。★★★★

  • ma-bo さん

    「嫌われた監督」で大宅壮一ノンフィクション賞等を受賞した作者。今回は覚醒剤で逮捕された清原和博氏のその後を追う。巡る旅の副題の通りドラフトや少年時代、逮捕後を関係者への取材で描く。『清原を食いものにしてるんじゃないか』の言葉で気持ちが揺れる作者と、『清原を演じるのも大変』と自らを扱いきれない本人。巡る旅は続く。

  • fwhd8325 さん

    清原を語るとき、どうしてもターニングポイントになるのがドラフト会議だと思います。桑田は悪役に、清原は同情の目で見られました。ジャイアンツフアンの私でも、当時はジャイアンツが裏で画策したものと思っていました。ただ、この件は、裏でライオンズが動いていたことによる結果が正しいようです。清原は、おそらく今でも恨みに思っているのかもしれないが、それが覚醒剤使用には結びつかない。むしろ、母親の愛情から始まる彼の人生が必然の結果になったと思います。どうにも焦点が絞り切れていない消化不良の作品でした。

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人物・団体紹介

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鈴木忠平

1977年、千葉県生まれ。名古屋外国語大学を卒業後、日刊スポーツ新聞社で中日、阪神などプロ野球担当記者を16年間経験して2016年に退社。2019年までNumber編集部に所属したのち、フリーのノンフィクション作家として活動する。2021年に刊行した『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』で

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