京極夏彦講演集 「おばけ」と「ことば」のあやしいはなし

京極夏彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163913421
ISBN 10 : 4163913424
フォーマット
出版社
発行年月
2021年08月
日本
追加情報
:
320p;19

内容詳細

「水木しげる作品」がウケ続けているわけは?柳田國男が『遠野物語』で描いた「河童」「山人」…。「幽霊」「妖怪」「おばけ」の怖さ。「私は京極だが、京極は私でない」のはなぜか?京極夏彦の「アタマの中」!?

目次 : 第1談 世界の半分は書物の中にある/ 第2談 水木“妖怪”は何でできているか/ 第3談 水木漫画と日本の“妖怪”文化/ 第4談 「怪しい」「妖しい」「あやしい」話/ 第5談 柳田國男と『遠野物語』の話/ 第6談 河鍋暁斎はやはり画鬼である/ 第7談 幽霊は怖いのだろうか?/ 第8談 「ことば」と「おばけ」との関係/ 第9談 日本語と“妖怪”のおはなし

【著者紹介】
京極夏彦 : 1963年北海道小樽市生まれ。1994年『姑獲鳥の夏』でデビュー。1996年『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。1997年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞を受賞。2000年第8回桑沢賞を受賞。2003年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞を受賞。2004年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞を受賞。2011年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞を受賞。2016年遠野文化賞を受賞。2019年第62回埼玉文化賞を受賞。日本推理作家協会代表理事に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    京極 夏彦は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者の講演集を読むのは初めてです。意外と真面目でアカデミックな内容、オススメは『世界の半分は書物の中にある』&『柳田國男と「遠野物語」の話』です。何時か著者の講演をLIVEで聴いてみたいです。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163913421

  • chantal(シャンタール) さん

    妖怪に関する京極先生の講演記録。妖怪の成り立ちから水木しげるさんや柳田國男翁について、とても楽しく読めた。妖怪はゆるキャラ、との説に妙に納得😅実際の講演を聴いていたら、きっともっと楽しかっただろうなあ。水木しげるさん、地元の有名人で、鬼太郎のアニメも子供の頃良く見てたけど、朝ドラは見てなかったし、どんな人だったのか、実は良く知らなかったのだが、今回少し理解を深めた。京極作品、大体三分の一くらい読んだかな。これからの読書も楽しみだ。

  • KAZOO さん

    京極さんの9つの講演録をまとめたものでそのため読みやすく、この分野に興味のある私にとっては非常に楽しめました。水木しげるさんの「ゲゲゲの鬼太郎」や柳田国男の「遠野物語」の引用が多く非常にこの分野の話では分かりやすい気がします。ただやはり講演なので若干物足りない部分も幾分かあります。小松さんの様な妖怪についての評論集を出してくれないですかね。

  • kei-zu さん

    水木しげるの妖怪画は、なぜ緻密な緻密な背景のもとに描かれているか。妖怪は場における「現象」「状態」であるからのようだ。だが、名前と形を与えられた「妖怪」は独立したキャラクターとして存在する。その概念の「揺らぎ」は、水木以前にも存在したという。 妖怪という認識が、今では欧州にも広がっているのというのが興味深い。 約10年おきにアニメ化される「ゲゲゲの鬼太郎」、製作のたびに「これは違う」と言われるという指摘も面白かった。

  • かんらんしゃ🎡 さん

    ★まず出された器を愛で、盛り付けの風流を味わい、できればそこで一言評してからおもむろにを箸をつける。まあそんな店にはとんと行けてない。それどころかこれからは昆虫を食えという。箸でつまみ、じっくり色つや形を愛でる。だめだ、こいつら食うには一気にいかなくちゃ★恐いものから逃れるには相手の正体をよく見るべしと言われる。お化けや怖さの正体を探るこの本、水木しげるや遠野物語、河鍋暁斎が題目となりゃ読まないわけにゃいかない。が、読んでも昆虫食の恐怖はやまないぞ。

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人物・団体紹介

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京極夏彦

1963年北海道生まれ。1994年『姑獲鳥の夏』でデビュー。1996年、『魍魎の匣』(講談社ノベルス)にて第四九回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。1997年、『嗤う伊右衛門』(中央公論社)にて第二五回泉鏡花文学賞を受賞。2003年、『覘き小平次』(中央公論新社)で第一六回山本周五郎賞を受賞。200

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