この先をどう生きるか 暴走老人から幸福老人へ

藤原智美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163909554
ISBN 10 : 4163909559
フォーマット
出版社
発行年月
2019年01月
日本
追加情報
:
190p;19

内容詳細

書くことで心を再生、家事が命の土台、「虚栄心」が墓穴を掘る、「対等の話法」を身につける…定年前後世代がやるべきことはコレだ!!『暴走老人!』の著者が出した答え。

目次 : 序章 「人生一〇〇年」という神話/ 第1章 ネットが老人を暴走させる/ 第2章 目的から自由になる/ 第3章 みんなの老年孤独/ 第4章 寂しい老人に見られたくない/ 第5章 生まれ変わるためのリボーン・ノート/ 第6章 暮らしを「価値」にする

【著者紹介】
藤原智美 : 1955年、福岡市生まれ。90年に『王を撃て』で小説家としてデビューし、92年に『運転士』で第107回芥川賞受賞。小説のほかにもノンフィクションを執筆し、2007年に『暴走老人!』がベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヒデミン@もも さん

    名前から著者を女性だと思い込んでいた。暴走老人って、今だと車の暴走を思い出してしまう。年は取りたくないなぁと思っていても、老いは、確実に誰にでもやってくる。一人が好きな方なので、孤独に強いと自分自身のことを思っていたけど、周囲が亡くなっていく老年孤独は辛い。書くことが孤独を救うってのは少し違うと思う。建前と本音ノートなんて、ややこしい。私の周りにいる暴走老人をなんとかしようと借りてきたけど、答えは出ないなぁ。

  • HMax さん

    読み始めるとすぐに「人生100年という神話、いきなり自助努力とは!、自分の生き方を自分で決断しなければならない(自助努力しなさいといっているのだが、不安が頭にちらつかない人はいないでしょう)」と、一体何が言いたのだろうか?と思いながら読み進めた結果、@上下の話法から「対等」の話法へ切り替え、A目的の価値化から「行為」の価値化へ、B虚栄心を捨て、「謙虚な自尊心」、の3つが大事ということで納得。セカンドライフで日常食をきっちりと自分で作ることが出来るよう準備を始めよう。

  • 団塊シニア さん

    自分の言葉で過去を書くことによって人は過去を清算し新しい自分を作る手立てを得ることができる、他人の言葉より自分の言葉こそ強く反応するという作者の言葉は説得力があり「孤独は書くことによって救われる」というメッセージが理解できる。

  • koji さん

    「定年後」をいかに過ごすか。議論がかまびすしいですが、「暴走老人」の著者としては、昨今の風潮に違和感を感じていたと思います。本書のエピソードに一つ一つ頷きながら読みました。著者の主張を要約すると、「@上下の話法から対等の話法。A目的の価値化から行為の価値化への思考の転換。B虚栄心は捨て謙虚な自尊心に立ち戻ること。C孤独の中では書くことで自分とのつながりをはかり、持続的な自己対話をはかること。」セカンドライフを送る上での基本姿勢です。特に、上下の話法と虚栄心が妨げになることは胸にストンと落ちました。良書です

  • じゅむろりん さん

    私が身を置く業界機関紙に紹介されていた本書。暴走老人というキラーワードに釣られて読みました。定年前の世代を対象に書かれてますが、老人の暴走のメカニズムに留まらず、ネットSNS依存・孤独とは・日本人の群れ依存・同調圧力・書くことの大切さが、今後の人生に与える影響に触れています。やはり高齢化社会や理想像に対するメディアの影響は大きいのですね。老後の計画を立てるよりも自分の過去を振り返り、受け入れ、そして捨て去る。というのが心に残りました。まあ、定年は後15年程先ですが‥。

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人物・団体紹介

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藤原智美

小説家。1955年、福岡県生まれ。92年、『運転士』で第一〇七回芥川賞受賞。ノンフィクション作品にはベストセラー『「家をつくる」ということ』『暴走老人!』のほか、ネット社会の問題点を明らかにした『検索バカ』『ネットで「つながる」ことの耐えられない軽さ』『つながらない勇気』がある(本データはこの書籍が

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