影踏み鬼 新撰組篠原泰之進日録

葉室麟

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163901893
ISBN 10 : 4163901892
フォーマット
出版社
発行年月
2015年01月
日本
追加情報
:
246p;20

内容詳細

伊東を慕い新撰組に入隊、後に赤報隊へ身を投じた久留米脱藩隊士・篠原泰之進。彼の眼を通じて見た、新撰組の隆盛と凋落を描く。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ふじさん さん

    久留米脱藩藩士・篠原泰之進は、伊東甲子太郎を慕い新選組に入隊し、活躍するが、考え方の違いから伊東と共に、新選組を抜け、御陵衛士としての道を歩む。しかし、師と仰いだ伊東が新選組に殺害され、師の仇の近藤と土方を殺害を企てるが叶わず、その後赤報隊等に身を投じ、明治維新を迎える。彼の視点で描いた新選組の隆盛と凋落。数多くの新選組に関わる本を読んできたが、違って視点から描かれており、新しい事実も知ることが出来て面白かった。多くの有能な人材の犠牲の上に明治維新が成立したことを改めて実感できた。

  • アルピニア さん

    新撰組と袂を分かち、伊東甲子太郎と共に御陵衛士を結成した篠原泰之進の視点で描かれた物語。甲子太郎は謀殺され、伊東派は新撰組隊士に襲われる。泰之進は逃げおおせて近藤、土方を狙い続けたが、直接討つことは叶わず明治を迎える。立場が違えば見方も変わるのは当然だが、近藤と土方を「農民上がりが武士になりたいだけ」と断ずる描き方は読んでいて辛かった。しかし後年、斎藤一と話す場面が胸を衝いた。「亡びないのはひとり、ひとりの生き方だけだ。(中略)生き方の勝負はまだついていないんじゃありませんか」斎藤の言葉が深く響く。

  • なゆ さん

    新撰組初心者の私にとって、御陵衛士≠ニして新撰組から袂を分かついきさつなどが分かりやすく描かれていて面白く読んだ。近藤・土方と事あるごとに火花を散らし御陵衛士に入ることになる篠原泰之進という人物から見た新撰組、そして幕末の京の街。逆の視点から読むと、なんと新撰組とは内部でもごたごたと陰惨なのかと驚く。だんだんと話が駆け足になっていったのが残念といえば残念。赤報隊の後の篠原もじっくり読みたかった。ラストはうまくいきすぎの感で苦笑いしてしまったが、その前の渋い再会は良かった。

  • 酔拳 さん

    新撰組でも、脇役でしかなかった、篠原泰之進の物語です。この小説を読むまでは、篠原は新撰組を脱退して、御陵衛士となり、油小路事件後、近藤を仲間と銃で撃った主犯格だと認識していたので、篠原に対していい印象はなかった。しかし、篠原のことがわかるにつれ、新撰組を脱退したのも間違いではないと感じました。また、篠原の妻と子のふれあいが、人間らしく好感がもてました。篠原が妻と子に出会ったきっかけも、坂本竜馬・おりょうが関係していたことに、創作かもしれないけど、興味深かった。

  • ito さん

    私にとっては、「燃えよ剣」のイメージが強い新撰組。今回は近藤、土方の反対派からの視点で描かれており、幕末の殺伐とした空気が流れてくる。近藤の影を執拗に追う篠原泰之進もまた、鬼と化してゆく。師の敵を追いながらも、幕末の動乱に翻弄され志を遂げることが叶わなかった泰之進の苦しい胸中が伝わった。草莽の大義を貫くために新撰組を離れて「御陵衛士」となった伊東甲子太郎一派にもう少し踏み込んで欲しかった。新撰組の別の一面が見られて面白い。

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人物・団体紹介

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葉室麟

1951年北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年『乾山晩愁』で第29回歴史文学賞を受賞し作家デビュー。2007年『銀漢の賦』で第14回松本清張賞、2012年『蜩ノ記』で第146回直木賞、2016年『鬼神の如く 黒田叛臣伝』で第20回司馬遼太郎賞を受賞。2017年12

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