マシュー・ハーテンステイン

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卒アル写真で将来はわかる 予知の心理学

マシュー・ハーテンステイン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163901572
ISBN 10 : 4163901574
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
245p;20

内容詳細

デポー大学で心理学部准教授をつとめるハーテンステイン先生は、人が将来を見抜く手がかりを研究する心理学者。彼は人の表情に隠された「手がかり」を確かめるために、卒業アルバムに着目した。20代から80代まで、650人以上の大学の卒業生の卒アル写真を集めて、笑顔の度合いを点数化。そして結婚生活がうまくいっているかどうかを尋ねると、あまり笑っていない人の離婚率は、満面の笑みの人の5倍にも達していた!

日本版のタイトルはこの驚くべき実験に由来している。ハーテンステイン先生は、この実験以外にも、人間の将来を見抜く「手がかり」についての学問的研究を集めて、一冊にまとめあげた。それがこの極めてユニークな本書だ。
たとえば、著名なゴットマン教授らの研究によれば、結婚が長続きする夫婦の会話では、否定的なことを1つ言ったら、肯定的なことが5つ言われる。しかしその割合が1対1になると、いずれ破局が訪れるという。さらに、カリフォルニア大学の心理学者エクマン教授は人のウソを見抜く方法を確立。1/12秒の瞬間の微表情、顔の筋肉、左右非対称な表情といった顔の情報と、声、話し方などの分析で、90%の精度でウソを見抜けるという。
他にも、フォーチュン500企業のCEOの顔写真だけで会社の業績がわかる、ヒップとウエストの比率だけでモテる女性がわかる、子供に選挙候補者の写真を見せればどちらが勝つかわかるなど、にわかに信じがたいような科学的事実が満載。

すべて、対照実験に基づいて統計的に得られた研究結果である。思いもよらぬところに隠された「手がかり」に気付かされ、ページをめくるたびに驚きと発見が連続する快作!

【目次】
はじめに 予知の心理学の驚異へようこそ
第1章 殺される顔、殺す顔
第2章 排卵日にはゲイがわかる
第3章 卒アル写真で将来はわかる
第4章 嘘をつく奴の顔はここが違う
第5章 話は中身よりも話し方
第6章 顔の細い社長の会社は業績が悪い
第7章 なぜ子供は選挙の当落を当てられるのか?

【著者紹介】
マシュー・ハーテンステイン : カリフォルニア大学バークリー校出身の心理学者。現在はデポー大学准教授。卒業アルバム写真を何百枚も集め、笑顔の度合いを点数化して、後年の結婚生活を検証したところ、あまり笑っていなかった人の離婚率が満面の笑みの人の5倍にのぼるという研究を発表し、『ウォール・ストリート・ジャーナル』などで大きな話題を呼んだ。このほかにも独創的な将来予測研究や、発達心理学を中心に研究を行う。『トゥデイ・ショウ』『ABCニュース』などのコメンテーターを務め、『ニューヨークタイムズ』『エコノミスト』『ガーディアン』などにも寄稿するなど、一般への啓蒙活動も活発に行っている

森嶋マリ : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • パフちゃん@かのん変更 さん

    竹内一郎氏の「人は見た目が9割」と似た内容もあった。やはり外見や態度が内容より人間関係に重要な役割を果たしているようだ。卒アル写真に満面の笑みで写っている人に比べてさほど笑っていない人は離婚率が5倍。満面の笑みで写っている人の方が寿命が長い。やはり笑顔が大切。殺人事件では細い顔の男が殺され、幅広顔の男が殺しているのが多い。幅広顔の社長の会社の方が業績がいい。身長が高い方が人気がある。左右対称な顔の方がモテる。・・・う〜ん、そう言われても (^^; 口げんかをするときは人格を否定せず、行動を否定すると良い。

  • きいち さん

    笑顔で身振り大きく動き回りながら、つまり外向的なキャラで授業をすると同じ内容でも学生の満足度が高いという実験結果。実は先月2週続けて同じ内容を人前で話す機会があり、主催の関係で片方は普段使ってる「動き」を封印され静かに話したのだが、まさにこれを実体験。動き回った方からは来年のオファーが、もう片方からはナシのつぶて。主催者の言うことは聞きすぎちゃいかん(笑)。◇教育も医療も参加度次第で効果は大きく左右されるのも事実、外向的な見かけには価値があるのだな。◇心理学のアプローチの社会学のそれとの違いがわかる一冊。

  • まあちゃん さん

    これはタイトル詐欺やろ。原著タイトルは「The Tell」。卒アル写真に笑顔で写っていた人の離婚率が低い。縦と横の顔の比率が、横が長い人が縦に長い人より攻撃的。縦に長い人が横幅が広い人に殺されている。しかし横幅のある顔の人の方が、CEOになると業績を上げる。嘘を見抜ける人は、一瞬の表情の曇りや動揺を見逃さない。実例をもとに書いてくれるとよかったけど、とにかく具体例がないから物足りない。タイトルが期待感をあおりすぎるんよ。

  • ごへいもち さん

    う〜ん、パラ読み。邦題の一人勝ち?本にするには練れていない気がする。雑誌コラム程度かと。牽強付会?統計的に意味のある数字?ただ笑顔は大事だなぁと思ったし人に何かを伝える時(授業、プレゼンなど)は熱意、好意が伝わるようにしたい

  • ひろ☆ さん

    卒業アルバムの写真で満面の笑みを浮かべていた人に比べ、さほど笑っていなかった人の離婚率は5倍にのぼったらしい。多少の人相学(統計)+心理学。

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カリフォルニア大学バークリー校出身の心理学者。現在はデポー大学准教授。卒業アルバム写真を何百枚も集め、笑顔の度合いを点数化して、後年の結婚生活を検証したところ、あまり笑っていなかった人の離婚率が満面の笑みの人の5倍にのぼるという研究を発表し、『ウォール・ストリート・ジャーナル』などで大きな話題を呼ん

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