岩盤を穿つ 「活動家」湯浅誠の仕事

湯浅誠(社会学)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163719405
ISBN 10 : 4163719407
フォーマット
出版社
発行年月
2009年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
湯浅誠 ,  
追加情報
:
19cm,237p

内容詳細

話題になった「反貧困」で、日本の貧困問題に光をあてた著者が書いてきた、生々しい現場からの記事や講演などを著者自身が編んで書籍化。社会活動家・湯浅誠がいかにして生まれたかを浮き彫りにする。

【著者紹介】
湯浅誠 : 1969年東京都生まれ。「NPO法人自立生活サポートセンター・もやい」事務局長、「反貧困ネットワーク」事務局長。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。1995年よりホームレス支援などにかかわる。『反貧困―「すべり台社会」からの脱出』(岩波新書、2008年、大佛次郎論壇賞受賞)ほか、多数の著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ずっきん さん

    あのテント村のニュースと、NPO「もやい」の存在は、続く10年の間、私のセーフティネットだったんだと気づく。実際に行政のセーフティネットは「この条件を満たしてない」の繰り返しだった。そして今、私は「NOと言える労働者」だろうか。足下は非常に危うい。

  • kyoko さん

    先日湯浅さんの講演を聴講した。非常に感慨深いものだった。活動の様子はお若い時から新聞等で拝見していたが、最初わたしは「東大法学部を出てフリーで野宿者支援?親はどう思ってるんだろう」だった。当時の自分を恥ず。本当に貴重な活動と提言をし続けておられる。先日の講演では子ども食堂について伺ったが、経済的弱者の問題は社会の問題すなわち自分自身の問題なのだ。本著では、活動家に至る経緯まで書かれていてとても興味深かった。日本はこういう人たちに支えられている。

  • タックン さん

    前からきになっていた湯浅さんの本をようやく読むことが出来ました。「ワーキング・プア」と呼ばれる働いているのに、何の保障もなく、給料がすくなく、簡単に、首を切られる現状について詳しく書かれた著書です。 難しい言葉が、出てきて重たい感じではありましたが、今、この現実を知らないといけないと、どんどん引き込まれ読了。日本の発展のおける光に対しての、影に当たる部分のことがかかれてあります。生活保護の問題には、驚愕させられました。年々増える生活保護者にしている市町村の対応策は、申請を出させずに、追い返すことなのです。

  • けんとまん1007 さん

    湯浅さんの視点がどこにあるのか、それがぶれていないのがわかる。そして、根本に立ち返ることも基本に置く。活動家の意味が、本当にわかったように思う。エセ活動家のなんと多いことか。そして、継続することの難しさと、それを持つ人の凄さも伝わってくる。

  • yori さん

    ★★★★☆ 「貧困」の具体的な内容や、その様な状況に至る過程など詳しい。5章の湯浅氏がなぜこの様な活動をするようになったかという話も興味深かった。本書が書かれたのは2009年、ちょうど政権交代の時であり、民主党の政策に期待している感があった。果たして現在どの様な状況なのか。

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  • 作成者:望月ハルヒさん