中澤佑二 不屈

佐藤岳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163718804
ISBN 10 : 416371880X
フォーマット
出版社
発行年月
2010年08月
日本
追加情報
:
19cm,270p

内容詳細

無名の高校生がブラジル留学を経て、ヴェルディに練習生として入団。中澤佑二のスタートはここからだった。W杯で彼は何を得たのか。彼を長年見続けてきた新聞記者が、緻密な取材により綴る1冊。

【著者紹介】
佐藤岳 : 1975年、新潟県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。99年に報知新聞に入社し、運動第二部に配属。2000年からサッカー取材に携わり、浦和レッズ、川崎フロンターレ、柏レイソル、鹿島アントラーズ、FC東京の担当を経て、現在は横浜F・マリノスを担当。Jリーグの取材と並行して、日本代表、欧州リーグなども取材。ワールドカップ取材は南アフリカで3度目となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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W杯を当て込んだ商魂逞しい本かと思ったが...

投稿日:2021/04/11 (日)

W杯を当て込んだ商魂逞しい本かと思ったが、他メディアに出ない話題もあった。ただ周辺が冗長で、前半(過去)と後半(W杯)も連動しきってないのが残念。著者の主観の記述が濃厚で、客観的な事実の羅列でもない。つまりは中途半端な著者の立ち位置のせいで「結局、著者は何が言いたいのか?」というのが率直な感想であった。 客観的な記述に遠い、御用ライターが取材対象に密着し過ぎた典型例に見えなくもない。たしかに一貫して中澤の孤独なプロ意識(健康オタク)ぶりは痛ましいほど伝わる。全体として素材はあったのに、著者の切り込みの手順と浅さが惜しい。

prince coffee #2 さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆにこ さん

    中澤さんがストイックだと言うのは知っていましたが納会も途中で帰るとは本当に徹底してますね。ドイツW杯の章は読むのが辛い。あの時の日本代表はバラバラだった。南アフリカでは岡田監督批判が多いのが目に付く。

  • さっちも さん

    何事もあきらめがちな私には、あきらめることで何を失っているのかを考えさせられた。ザ ストイック

  • fon さん

    プロになるまでの中澤物語は、本当に面白かった。が、後半のワールドカップ取材で「ある選手が〜、ある選手が〜」と、妄想なのか憶測なのか、よ く分からん岡田監督を批判する流れにがっかり…最初の章だけ読んで、本を閉じたほうが幸せだった。

  • 青うめ さん

    中澤を知るということに関しては、ある程度向いている本。中澤に絡めて、W杯の実際も少々感じることが出来る。なぜ『ある程度』『少々』なのかと言えば、著者の主観なのか中澤から語られた言葉・思考なのかが不明瞭な点も多々あるから。そしてそのような文体のままで人物批判とも取れる文章が見られたことが残念。どちらの意見かはっきりしていればそれでも一向に構わないが、このままでは感情移入も出来ないし、真実味にも欠ける。“ある選手が”という曖昧な表現も気になる。それを除けば面白く、サッカー熱&中澤を応援する気持ちの高まる本。

  • shinko0925 さん

    まるでSLAM DUNKの赤木キャプテン。理想が高過ぎる故の周囲との軋轢をものともしない、断固たる信念と凄まじいほどの努力。日本代表歴史屈指のセンターバックに昇り詰めた、まさに「不屈」の精神…。もう、リスペクトしかありません。首の皮一枚で繋がったヴェルディとの契約延長…努力は、人を、裏切らない。

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人物・団体紹介

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佐藤岳

1975年、新潟県生まれ。慶應義塾大学を卒業後、99年に報知新聞社に入社。スポーツ記者として主にサッカーを担当。3度のワールドカップ取材などを経て、2011年からはオリンピック競技を中心に取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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