捜魂記 藩学の志を訪ねて

中村彰彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163660509
ISBN 10 : 416366050X
フォーマット
出版社
発行年月
2004年07月
日本
追加情報
:
19cm,287p

内容詳細

名君・保科正之の精神を体現した会津藩。尊王攘夷の東の総本山水戸藩。官学にとらわれない独自の教育を追及した岡山藩。全国13の地を巡り、教育のルーツを辿る歴史紀行。

【著者紹介】
中村彰彦 : 1949年、栃木県生まれ。東北大学文学部卒業後、出版社勤務を経て執筆活動にはいる。87年に『明治新選組』で第十回エンタテインメント小説大賞、93年に『五左衛門坂の敵討』で第一回中山義秀文学賞、94年に『二つの山河』で第百十一回直木賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • wasabi さん

    官学・昌平坂学問所を冒頭に据え、全国12の藩校について現地を訪ねて紹介しておられる。ここにきて近代教育の弊害が露見しているが、それをもって儒教再評価を是認することはあまりに短絡だ。しかし、我々のごく近い先祖が習得していた近世教育について、ほとんど知り得る機会がなかったことが、現代を生きる者にとって学力とは別にモラルの欠如に通じる要因であったかもしれない。

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人物・団体紹介

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中村彰彦

1949年、栃木県栃木市生まれ。東北大学文学部卒業後、文藝春秋に勤務。1987年に『明治新選組』で第10回エンタテインメント小説大賞を受賞。1991年より執筆活動に専念し、1993年に『五左衛門坂の敵討』で第1回中山義秀文学賞、1994年に『二つの山河』で第111回直木賞、2005年に『落花は枝に還

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