現代史の対決

秦郁彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163593104
ISBN 10 : 4163593101
フォーマット
出版社
発行年月
2003年01月
日本
追加情報
:
20cm,374p

内容詳細

真珠湾奇襲、南京事件から、「新しい歴史教科書」問題、靖国参拝、さらには夫婦別姓、嫌煙権まで、トリックとレトリックに満ちた「歴史解釈」に鉄槌。現代史がはらむ諸論点を、冷静な視点から明晰に分析する快著。

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読書メーターレビュー

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  • 新父帰る さん

    古本屋で見つけた書。現代史家らしく、話題は多岐に渡っている。「撫順戦犯裁判」の認証罪という「罪」は初耳だ。要するに、罪を認めて書いた供述。南京事件にも明解に言及。慰安婦問題の「アジア女性基金」にも鋭いメスを刺す。痛快だったのは、加藤陽子執筆の山川の日本史教科書の欠陥をこれでもかこれでもかと炙り出している箇所だ。著者に指摘されると成程と納得。先達の指導教授伊藤隆の記述を加藤がわざわざ文不明に陥らせている。学ぶ高校生が可哀想だ。靖国神社の鎮霊社の存在は全く知らなかった。西郷もA級戦犯も既に祀られていたとは・。

  • すいか さん

    国益の大事さを訴えたりするところを見ると純粋に学問として真実を追及する立場じゃないような感じは受ける。学者と言うより運動家なのかな。

  • ジャッキー さん

    戦後の政治問題を著者は真実か虚偽かをいろいろな資料から分析。慰安婦問題、南京虐殺、教科書問題を詳しく説明している。どのようにして作られた事件かというのがわかる。石原都知事の発言を故意に捻じ曲げて報道した新聞社の記事の説明も詳しい。我々は事件を新聞報道、マスコミに振り回されないようにしたいものである。そういった意味で、この本は大変参考になる。

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人物・団体紹介

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秦郁彦

1932年(昭和7年)山口県生まれ。現代史家(日本近現代史・軍事史)。1956年東京大学法学部卒業。同年大蔵省入省後、ハーバード大学、コロンビア大学留学、防衛研修所教官、大蔵省財政史室室長、プリンストン大学客員教授、拓殖大学教授、千葉大学教授、日本大学教授を歴任。法学博士。1993年度の菊池寛賞を受

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