謀略海峡

水木楊

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163317403
ISBN 10 : 4163317406
フォーマット
出版社
発行年月
2011年03月
日本
追加情報
:
19cm,299p

内容詳細

台湾潜入中の日本人工作員・東。民間企業運営の研究所に所属する彼は、あることで中国と台湾の秘密会議の盗聴テープを入手する。しかし、このテープは中国側が仕掛けた、台湾本土化計画の始まりだった…。

【著者紹介】
水木楊 : 1937年中国・上海生まれ。自由学園最高学部卒業後、日本経済新聞社入社。ロンドン特派員、ワシントン支局長、外報部長、論説主幹などを経て作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • RIN さん

    中台が統一か台湾独立かという話。日本にも工作機関があり、元自衛官のエージェントが主人公。著者は元日経記者で手嶋龍一氏の小説と同様、小説としての完成度は低いものの、中身はものすごくリアリティがあり興味深い。今の日本は中国の動向に目を奪われているが、台湾の情勢も意識しておく必要があるんだな、と考えさせられる。つくづく外交は情緒的になっては負けだと感じる。とにもかくにも正確緻密な情報と分析能力、工作活動を行える人材、人脈を持つ情報機関が日本にも必要だと思う。蛇足ながら謀略小説にエロと日本のダメぶりはお約束?

  • p.ntsk さん

    中国に「中台統一」の動きあり。その情報を受けて米第七艦隊が東シナ海へ。中国によるバシー海峡を通過する貨物船の臨検。この機に乗じて蠢く北朝鮮・イラン。身動きのとれない日本。台湾海峡の緊張が一気に高まる。高さ508m台北のランドマークTAIPEI101が爆破倒壊。それを合図に始まる中国の武力侵攻。武力統一か台湾独立か。水面下で繰り広げられるスパイ工作に激しい諜報戦。近未来の中国共産党の台湾併合をめぐるシュミレーション小説。同著者の『北京炎上』を超えるエンタメ度。(続く)

  • まんだよつお さん

    この分野での第一人者は、本書の著者と麻生幾のツートップ。綿密な取材力、大胆な想像力、キレの良い文章力と、他の追随を許さない。大陸中国による台湾併合は日米にとって絶対にあってはならないこと。煮え切らない日本政府の情けなさは、現実の映し鏡か。

  • こてひろ さん

    全くない、とは言えないが、現実的には経済のかなりの部分で持ちつ持たれつつの関係になって来ているので、あえて武力で併合を図るとは思えない。おもしろかったが、最後がややはしょった感じだったのが残念。

  • 紫の煙 さん

    中国による台湾侵攻シミュレ−ション。丁度、新聞で米国がF16 新型の台湾への供与を見送るというニュ−スがあったので、 本当に近未来のありえる話だと感じた。

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水木楊

1937年、中国上海生まれ。本名は市岡揚一郎。自由学園最高学部卒業後、日本経済新聞社入社。ロンドン特派員、ワシントン支局長、外報部長、論説主幹などを経て、作家活動に入る。2009年より自由学園理事長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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