星月夜の夢がたり

光原百合

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163229706
ISBN 10 : 4163229701
フォーマット
出版社
発行年月
2004年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,158p

内容詳細

遠い昔の思い出、幼い頃に聞いたお伽話、切ない恋の記憶など、夢の欠片のような32篇の小さな物語を収録。この世のすべての寂しい魂たちへ贈る宝石箱のような絵本。ファンタジックなイラストが満載。

【著者紹介】
光原百合 : 1964年広島県生まれ。大阪大学大学院修了。尾道大学芸術文化学部講師。詩集や絵本、童話を執筆しながら、98年、初のミステリー『時計を忘れて森へいこう』を上梓。2002年「十八の夏」で第55回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞

鯰江光二 : 1968年東京生まれ。日本大学芸術学部卒業後、広告制作プロダクションを経て現在アーティスト、イラストレーター、グラフィック・デザイナーとして活動中。2003年第20回「ザ・チョイス年度賞」大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みかん🍊 さん

    1編はとても短い短編集ですが、幻想的で美しいイラストと不思議で切なくて哀しくて寂しいそしてほっこりするどれも素敵なstoryでした。月夜の章の「エンゲージリング」の彼女がとても素敵でした。やっぱり光原さんの世界観好きです、これは手元に置いて何度も読みたい作品です。

  • エンブレムT さん

    『宝石箱のような絵本』帯にそう書いてあったので、私は「キラキラ輝く万華鏡のように見飽きない、いつまでも眺めていたいような美しく温かい物語」を想像しました。けれど、ページをめくるほどに増した思いは「私、間違ってたんだー」というものでした。収録されているのは、夢の欠片のような32篇の小さな物語です。美しい物語なのは確かなのですが、キラキラ輝いているのも確かなのですが、「宝石には温もりがない」ということを失念していると痛い目をみます。透明な悔いが胸に満ち、涙となって零れ落ちてできたような物語たちでした。

  • 美羽と花雲のハナシ さん

    とても可愛い絵本。まるで本という宝石箱に集められた宝石のような短編がいっぱい。キラキラしていて、愛しい物語たちだった。目で眺めるのも楽しい、お話を読むのも楽しい、ページを捲るのも楽しい。そんな楽しいがたくさんつまった贅沢な1冊。贈り物としても素敵だろうな。

  • 紅香@新刊購入まで積読消化あと4冊⭐︎ さん

    幼い頃、眠る前に読んでもらった。それはどれも短く不思議なお話。どこか淋しくて、ほわっと温かい。そのふわふわした余韻の正体が分からなくて何度も何度もせがんだ。心に刻むくらい。この32の物語はそんなあの頃のあまやかな場所へ、容易く連れてってくれる。。翡翠のような少し翳りのある不思議なお話。発光するようなイラスト。この本は夜限定。明るい昼中では雑音に紛れてチラッと物語が悲哀に満ちて美しく瞬いたことにすら気づかないでしょう。

  • nyanco さん

    読みだすと一気に読んでしまう私ですが、この本はそうしてしまうのが、勿体なく眠る前や、お茶を飲みながらのひと時に、数篇ずつ読みました。とても短いお話にパステルカラーの淡い色彩のイラストがついた大人のための絵本。読むとじんわりしたり、胸の中がほっこりしたり…、本当に一気に読んでしまうのが惜しい一冊。文庫版を自分用とプレゼント用に欲しくなる癒される優しい本でした。

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人物・団体紹介

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光原百合

1964年、広島県生まれ。大阪大学大学院修了。98年『時計を忘れて森へいこう』で小説家デビュー。2002年「十八の夏」で第55回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。11年『扉守 潮ノ道の旅人』が第1回広島本大賞を受賞。ミステリをはじめ詩、童話、ファンタジーなどを執筆した。また尾道市立大学で教鞭をとりつ

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