周公旦

酒見賢一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163187808
ISBN 10 : 4163187804
フォーマット
出版社
発行年月
1999年11月
日本
追加情報
:
20cm,200p

内容詳細

古札を整理改編し、周を全盛に導いた周公旦。後年、亡命を余儀なくされた折、あえて巫祝が盛んな野蛮の国、楚を選んだ意図はなにか。〈受賞情報〉新田次郎文学賞(第19回)

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読書メーターレビュー

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  • 星落秋風五丈原 さん

    オール読物1999年6月号に掲載されて、酒見氏のインタビューもついてい ました。今書いている孔子とその弟子の物語の中で、孔子が是とした 周の初期の名君周公旦についての物語です。 文王が死に、息子である武王が太公望という軍師を得て軍をあげ、 周をうちたてる。弟である周公旦は、彼の補佐として、彼の死後は 武王の息子を補佐してゆきます。 少し前に宮城谷氏の「太公望」を読んだところだったので、 この二つの物語に出てくる彼の落差を楽しみながら読みました。

  • れじーな さん

    読み始めはまるで学術書のようだと苦手感を抱きましたが、酒見氏独特の語りになってからは楽しめました。周の為、父兄の為に身を尽くした彼が限りなく無心に描かれているので、報われなさが切ないです。楚に下ってからの冒険譚も、まるで見てきたように描かれ、異文明の存在が非常に興味深かったです。人肉食をこれほどさらりと納得させてしまうのは流石です。読んでいてイメージは何故か、藤崎竜氏の漫画「封神演義」の周公旦、光栄の直訳「封神演義」の太公望でした。「封神」に影響されすぎです。

  • ユウタ さん

    『陋巷に在り』で、孔子が聖人として崇拝する様子が何度も描かれる周公旦の物語。殷周易姓革命についての薀蓄など面白く読みました。

  • kinaba さん

    これまでどうしても封神演義のイメージでこの時代を読んでしまう私でしたけど、いやはや、面白かった。非文明から文明への端境期の人物像の興味深さだなあ。

  • 真中優津樹 さん

    再読。読み易い。やはりどうしても封神演義(漫画)のイメージで読んでしまうよね…(笑) 聖人とはいうけれど、決してそれだけじゃないところがいい。

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人物・団体紹介

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酒見賢一

福岡県生まれ。愛知大学卒業。1989(平成元)年「後宮小説」で第1回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。92年「墨攻」他で中島敦記念賞を、2000年「周公旦」で、新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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