CD 輸入盤

Heathen

David Bowie (デヴィッド・ボウイ)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CK86630
組み枚数
:
1
レーベル
:
オリジナル盤発売年
:
2002
フォーマット
:
CD

商品説明

前作「アワーズ」より3年ぶり、レーベルを移籍したボウイの新作アルバム。トニー・ビスコンティプロデュース、ギターにピート・タウンゼント、カーロス・アロマーらが参加という話題も十分、また全体的に80年前後のボウイ、もっといえば「スケアリー・モンスターズ」辺りを想起させるという前評判、なこの作品。だが話題以上に内容が充実している。前半部は「アワーズ」、「ブラックタイ・ホワイトノイズ」に見られるようなよく言えばアーバンな感覚、悪く言えば地味な印象を与える内容。しかし後半部分にかけての流れに注目したい。ここにあるのはまぎれもなく全盛期のボウイ・ミュージックにある、あのサウンドである(と思う)。上手くは言えないが、音楽への発想そのものをボウイが取り戻しつつあるのを感じる。焼き直し、セルフカバーなどという次元ではなく、新しい発想の元に新しい音を鳴らしたいという衝動が伝わってくる。ボウイ・ミュージックの息吹が散見されるという点で、これはティン・マシーン以降のソロ期における最高傑作と言えるのではないだろうか。次作にも期待ができる。もしかしたらまた新たな”チェンジ”が体験できるかもしれない。

収録曲   

  • 01. Sunday
  • 02. Cactus
  • 03. Slip Away
  • 04. Slow Burn
  • 05. Afraid
  • 06. I've Been Waiting for You
  • 07. I Would Be Your Slave
  • 08. I Took a Trip on a Gemini Spaceship
  • 09. 5.15 the Angels Have Gone
  • 10. Everyone Says "Hi"
  • 11. Better Future
  • 12. Heathen (The Rays)

総合評価

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#25/27(2002/6/10)UK 5/US 14。Producer ...

投稿日:2013/08/11 (日)

#25/27(2002/6/10)UK 5/US 14。Producer : David Bowie, Tony Visconti。David Torn, Carlos Alomar, Gerry Leonard, Pete Townshend on ”Slow Burn” (g)。 新世紀を迎えたものの、2001年9月11日の衝撃的な出来事を避けては通ることはできず、ジャケットを含めてすべてが陰鬱に仕上がっている本作(タイトルも直接的)。しかし”Scary Monsters”以来、二十数年ぶりになるTony Viscontiのプロデューサ復活はたいへん興味深く、輝ける1970年代を思い起こさせる。 前作”Hours”のジャケットで暗示されていた「死と復活」は、本作で見事に実現された。

build2destroy さん | 不明 | 不明

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'02年発表。デヴィッド・ボウイの黄金時代をずっ...

投稿日:2009/08/29 (土)

'02年発表。デヴィッド・ボウイの黄金時代をずっとともにしてきたトニー・ヴィスコンティを、22年ぶりにプロデュサーに迎えたソニー移籍第1弾。曲によってピート・タウンゼント、カルロス・アロマーなどのゲストを迎えつつ、あたかも80年代以降の迷走ぶりがなかったかのごとき吹っ切れた表情を見せている。衝撃には乏しいがラスト2曲における瑞々しくポジティブな表現の説得力がうれしい。

EXECUTE さん | 不明

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ボウイの復活作。

投稿日:2008/08/12 (火)

ボウイの復活作。

ZIGGY さん | 不明

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人物・団体紹介

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David Bowie

もともと音楽スタイルを巧く横断していくような身軽な賢さや絶妙なバランス感覚を売りにしていた彼は、ある種のアメリカン・ロックやソウルのアーティストが追及していくような音楽表現の深さみたいな、ある種の逃げと成熟が許されない立場に立たされたということも言えるかもしれない。

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