Pen+「完全保存版 1冊まるごと、神田松之丞」 メディアハウスムック

神田松之丞

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784484147529
ISBN 10 : 4484147521
フォーマット
発行年月
2018年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
104p;29

内容詳細

講談界はもちろん、いまや演芸界をも牽引している講談師・神田松之丞。
独演会のチケットは発売即完売、寄席では「待ってました」の声がかかる。
テレビや雑誌、ネットといったメディアを席巻し、講談の普及に努める一方、
アニメの声優やナレーション、ラジオのパーソナリティで新たなファンを獲得。
人気の秘密は一体どこにあるのか、なぜ、これほどまでに人を魅了するのか。
講談界の風雲児・神田松之丞の全貌に迫る、1冊まるごとの大特集。

【主な内容】
■巻頭グラビア&ロングインタビュー
スタイリスト伊賀大介、フォトグラファー栗原 論による、
神田松之丞の撮り下ろしグラビア&九龍ジョーによるロングインタビュー。
■そもそも講談って、いったいどういうもの?(文・長井好弘)
■当世講談事情を、わかりやすい系図で把握。(文・長井好弘)
■快進撃が止まらない、神田松之丞の軌跡。
入門11年目の二ツ目にして独演会のチケットが即完売するに至った軌跡を、
文筆家の生島淳がさまざまな関係者に取材して掘り下げたルポルタージュ。
■松之丞が選んだ、勝負ネタ&寄席ネタ「ベスト10」。
勝負ネタと寄席ネタからそれぞれベスト10を選んで、松之丞本人が解説。
■「銀座7DAYS」の7日間に密着。
銀座博品館劇場での7日間連続の独演会を、演芸写真家の橘蓮二が撮り下ろし&レポート。
■これからの伝統芸能は、どうあるべきか。
鼎談:神田松之丞×茂山童司(狂言師)×木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎主宰)
■神田松之丞とその時代
九龍ジョーが松之丞の時代背景を読み解く。
■インタビュー「神田松之丞を語る」
神田松鯉、春風亭昇太、笑福亭鶴瓶、高田文夫、樋口真嗣の5人が、それぞれの視点で松之丞を語る。
■ラジオと演芸と、そしてこれからの話。
対談:神田松之丞×伊集院光
■TBSラジオ『神田松之丞 問わず語りの松之丞』のこと。
・ジェーン・スーによる特別エッセイ「ラジオが松之丞さんを放さない。」
・番組イベント〈『問わず語りの松之丞』の会〉昼夜2回公演レポート。(毒蝮三太夫、林家正楽)
・番組スタッフ舞台裏トーク(トナミディレクター、サトケンさん、シゲフジくん)
・『問わず語りの松之丞』、あのトークをもう一度。
■旅成金イラストルポ&旅成金鼎談。
東京での旅成金☆壮行会と最終日の群馬のながめ余興場を土井ラブ平がイラストルポ。
旅成金鼎談:神田松之丞、柳亭小痴楽、瀧川鯉八&2018年夏の旅成金全演目を掲載。
■コラム「『ふむ』が『怖さ』になり、そして『好き』になった日。」(文・西澤千央)
■自分を客観視できる視点を、持つことと磨くことが大事。
対談:神田松之丞×河内國平(刀匠)
■一期一会だからこそ、手を抜くことはない。
対談:神田松之丞×武藤つぐみ(ストリッパー)
■神田松之丞が考える、「夢の講釈場」とは。(イラスト:細川貂々)
■クリエイターが描く、神田松之丞の世界。
絵本作家の丸山誠司、イラストレーターのかわいちともこ、歌人の伊波真人が、イラストや短歌で松之丞の世界を表現。
■神田松之丞の本質に迫る、4つの証言。
尾崎世界観、伊賀大介、前野健太、杉江松恋。
■神田松之丞の高座が楽しめる、東京の寄席&定席。
新宿末廣亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場、国立演芸場ほか都内の寄席・定席を紹介。
■CDで聴く、DVDで観る、松之丞の講談。
■講談に興味が湧いたら、読んでみたい本。
選・神田松之丞 文・長井好弘

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読書メーターレビュー

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  • こーた さん

    一度だけ、怪談噺を聴いたことがある。わかりやすい語りで、台詞は真に迫り、情景がありありと目に浮かぶ。人気になるのもよくわかる。素直にそう思った。終わったあと、となりで見ていた母がぽつりと言った。「すごかったけど、何だか怖くて、疲れちゃった」。ああ、そうか。ぼくは寄席のあの、演るほうも聴くほうも、ぜんぜん真剣じゃないですよ、というユルい空気が好きなのだ。講談の面白さを広めたい。高座を一席でも聴けば、その想いは存分に伝わってくる。でもそれを本でことばにしてしまうのは、あまりに野暮なのではないだろうか。⇒

  • ケイ さん

    力を抜いたような語りで観客を引き込み連れていく...、そんな語りをする人になって欲しい。最初に聴いた3年前。若さゆえの熱さだと思った。続く熱さのエネルギーにこちらが疲れ消耗する。旅成金でのメンバーとの緩急はいいが、人気若手噺家と共に高座に上がるようになってから、意気込みが強過ぎないか。走り続けられる人はいない。語りのどこかに「何かをしょってるね」って噺家さんは、郷愁をよびおこす。松之丞さんは、背負ったものを全力で振り払おうとするようなエネルギーに思えるのよ。独演会があれば行くよ。でもね、心配だ。

  • honyomuhito さん

    最近立て続けに、講談、浪曲、落語を観る機会に恵まれた。女性講談師、神田あおいさんで「宝の入船」「あやめ人形」。三遊亭遊雀師匠の「淀五郎」。浪曲の玉川太福さんの「不破数右衛門の芝居見物」。今大人気の講談師、神田松之丞さんの「中村仲蔵」。どれもこれも面白かった。今年の正月休みはぜひ寄席に行こう。 https://chirakattahondana.com/完全保存版-1冊まるごと、神田松之丞/

  • アマニョッキ さん

    自分が前々から好きだった人が、pen+で一冊丸々特集されるなんて、もう我が事のように嬉しいです、へへん。わたしの大好きな松之丞さんのエピソードに「子供の性別を公表していない」っていうのがありまして、その理由が「性別は子供自身が決めるものだと思うから」というのです。なんて素敵! しかもこれ奥様の意見だそうです。さらに素敵!松之丞さんファンの方にはもちろん、コウダンなにそれおいしいの?な方にもぜひ読んでみてほしい一冊。そしてぜひわたしと一緒に高座へ行きましょう!

  • mayumi225 さん

    雑誌を隅から隅まで通読したのはひっさびさ。読み応え十分でした。舞台上でスポットライトが当たった芸人さんの写真はどれもかっこいいけれど、神田松之丞はとりわけ絵になるなぁ。今は客寄せパンダを確信犯的に引き受け、役割を果たしている俯瞰の人。だから私が一番好きだったのは「神田松之丞が考える『夢の講釈場』とは。」の頁。孫弟子の芸名と年齢まで細かく妄想している、笑。でもこの人の夢はきっと実現するのだろう。鯉々亭が池袋に出来る頃には、私も今ほどあくせく働いていないだろう。天一坊の連続読みに通えるかも!むふふ…

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人物・団体紹介

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神田松之丞

日本講談協会、落語芸術協会所属。2007年11月、講談師・三代目神田松鯉に入門。2012年6月、二ツ目昇進。若くして、寛永宮本武蔵伝、慶安太平記、村井長庵、天保水滸伝、天明白浪伝、畔倉重四郎などの「連続物」や、「端物」と言われる数々の読み物を継承している。2020年2月11日、真打ち昇進と同時に六代

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