バルトーク/ヤナーチェク

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CD

バルトーク:管弦楽のための協奏曲、ヤナーチェク:シンフォニエッタ セル&クリーヴランド管

バルトーク/ヤナーチェク

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SRCR2556
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

バルトーク:管弦楽のための協奏曲/ヤナーチェク:シンフォニエッタ
セル&クリーヴランド管弦楽団


ジョージ・セル没後30年特別企画。
クリーヴランド管弦楽団との名盤をMASTER SOUND DSDマスタリングでさらに鮮明に再現。

豊かな音楽性を実現するためのアンサンブル能力の徹底的な向上・・・。セルとクリーヴランド管が目指した高邁な哲学が最高度に発揮される大曲バルトークの「オケコン」。今なお色あせない独特の色彩感が魅力的な録音です。また、ヤナーチェクのシンフォニエッタも極めて説得力の高い音楽語法で楽曲が処理されており、東欧の作曲家の作品にもセルが高い感性をもっていたことを彷彿とさせています。
 セルは、1929年から37年にかけてプラハのドイツ歌劇場(現プラハ国立歌劇場)の音楽監督を勤めていたこともあり、チェコ音楽を好んで取り上げました。「シンフォニエッタ」は、セルが録音した唯一のヤナーチェクの作品ですが、彼の卓越した指揮能力が凝縮された名演です。クリーヴランド管も輝かしい冒頭のファンファーレに始まり全曲を通してどのセクションも明快で同時に精緻なアンサンブルを形づくっています。バルトークの「オケコン」は、終楽章の大胆なカット(426〜555小節)とカット前に418小節のフレーズを4回繰り返すというセル独自の演奏により、音楽評論家からは黙殺されていますが、とにかく素晴らしい演奏です。セルは1944年12月の初演から1年1ヶ月後の1946年1月にはすでにこの曲をクリーヴランド管とニューヨーク・フィルと演奏、以来この曲をレパートリーにしていますが、その時のエピソードとカットについてのライナー・ノーツも所収予定。(ソニーミュージックエンタテインメント)

【収録情報】
・バルトーク:管弦楽のための協奏曲Sz116
・ヤナーチェク:シンフォニエッタ
 クリーヴランド管弦楽団
 ジョージ・セル(指揮)

 録音時期:1965年
 録音場所:クリーヴランド、セヴェランス・ホール
 録音方式:ステレオ(セッション)

内容詳細

ハンガリーの民族音楽に深い関心を抱き、そのリサーチを創作活動の糧としていったバルトークの晩年の作品。故国の作曲家の作品に、ハンガリー人セルがどう反応を示しているかが聴きもの。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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小説「1Q89」で引用されたことで必ずしも広...

投稿日:2012/09/09 (日)

小説「1Q89」で引用されたことで必ずしも広く知られているとは言えない作曲家Janacekとその代表作のひとつSinfoniettaが知られる機会が増えた事は良かったと思います。 村上春樹はアメリカと深い縁があり、JanacekのSinfoniettaを出すのにわざわざGeorge Szell/Cleveland Orchestraの音源を出したのでしょう。私がこの曲を最初に聞いたのもこの演奏(録音)でした。それは全曲ではなく抜粋で、当時(1960年代終わり) CBS Columbia の日本での契約先が日本コロンビアからソニーに代わり、日本コロンビアがまともに扱ってこなかったGeorge Szell/Cleveland Orchestra の録音も可也力を入れて売り出し始めたところでした。そのCBSソニーのサンプルLPに他の録音に交じって、JanacekのSinfoniettaのFanfareがSzell/Clevelandで入っていたのでした。その印象は鮮烈でした。全曲を聞いたのは、それから何年か経った後の事でした。しかし、実際に全曲を聞いてみて、Szellには珍しく迷いのある演奏、どこか主体性に欠けた演奏だったのに戸惑いました。そう、この録音はSzellには珍しく、まだ勉強が十分進んでいない時点で録音してしまったような印象を与えます。どこか歯切れのよくない演奏です。彼らしくない! JanacekのSinfoniettaはすぐれた作品で好きですが、Szell/Clevelandの演奏はこの曲の真価を聞かせてくれる代表的演奏の中には入りません。 なので、村上春樹がわざわざJanacekを世に知らしめる機会を作っているのに、その音源の例としてSzell/Clevelandの録音を挙げてしまったのが二重の意味で残念な気がします。 即ち、JanacekのSinfoniettaはSzell/Clevelandが残した録音が聞かせてくれるよりずっと良い音楽なのにと言う点、それにSzell/Clevelandの残した録音は他の多くが水準以上の優れたものであるのに、よりによって出来の悪いJanacekのSinfoniettaの録音で彼らの演奏の印象が決まってしまう人がいるかも知れないと言う点で。 Szell/Clevelandの優れた演奏記録には枚挙の暇がないでしょうが、JanacekのSinfoniettaならば、例えばKarel Ancerl/Ceska filharmonieが優れた録音を残しています。

Sagittarius さん | 神奈川県 | 不明

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「悪くもないが良くもない演奏・録音」が正...

投稿日:2011/09/02 (金)

「悪くもないが良くもない演奏・録音」が正直な感想。両曲とも競合盤が多い中では低偏差値か?オケの技量と録音の鮮明さが必須の曲だけに、どうにも分が悪い。かと言って、耳をそばだてる個性的な何かがあるわけでもない。「管弦楽のための協奏曲」はショルティ&シカゴ響、「シンフォニエッタ」」はマッケラス&ウィーン・フィルが優れている。「セル&クリーヴィランドの”伝説”」はどうにもCDでは伝わってこない。

影の王子 さん | 大阪府 | 不明

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ジョージ・セルがクリーヴランド管弦楽団を...

投稿日:2011/04/22 (金)

ジョージ・セルがクリーヴランド管弦楽団を指揮して録音した、バルトーク『管弦楽のための協奏曲』とヤナーチェク『シンフォニエッタ』を収録。 どちらも名演奏と言ってよく、緊張感のあるオーケストラ、高い技術、セルの解釈等々、どれをとっても見事だ! かなり古い録音ではあるが、リマスタリングが良く、大変聴きやすい。 年代を考えれば音質も良い。 解説書に載っているミッチェル氏のお話も面白い。

レインボー さん | 不明 | 不明

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