阿部博史

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データでいのちを描く テレビディレクターが自分でaiをつくったわけ

阿部博史

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Product Details

Genre
：
Society&Politics
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784140817346
ISBN 10 : 4140817348
Format
：
Books
Publisher
：
NHK出版
Release Date
：
March/2018
Release Country
：
Japan

Content Description

ＮＨＫスペシャル「ＡＩに聞いてみた」「震災ビッグデータ」「沖縄戦全記録」「原爆死」ＮＨＫの誇る異能のディレクターが、ビッグデータとＡＩの“ほんとうの可能性”を説く！

目次 : 第１章　ビッグデータが誰も見たことのない景色を描いた（無力感が「震災ビッグデータ」を生んだ/ ビッグデータの秘める可能性　ほか）/ 第２章　データが誘う、桁違いの世界（センサーデータと手書きのデータ/ ナースコール１０９万回、意外な使い道　ほか）/ 第３章　社会を変えるためにＡＩをつくることにした（ＡＩブームの中、なぜあえて挑戦するのか/ ジャーナリズムとＡＩ　ほか）/ 第４章　伝えきって、いのちを守る（伝わらなければ、ゼロである/ 科学者の伝え方、ジャーナリストの伝え方　ほか）

【著者紹介】
阿部博史 : １９７８年、愛知県生まれ。名古屋大学大学院理学研究科素粒子宇宙物理学専攻修了。宇宙科学研究所（現ＪＡＸＡ）やインドのＴＡＴＡ基礎科学研究所と共同で、天文衛星の検出器の開発や赤外線気球望遠鏡の打ち上げを行う。２００４年、ＮＨＫ入局。「ニュースウオッチ９」「クローズアップ現代」などで東日本大震災をテーマとする特集などを担当。ビッグデータの情報収集から可視化までを行う報道システム「ＮＭＡＰＳ」を開発する。ＮＨＫ大型企画開発センターディレクター。ＮＨＫ内に「ＡＩプロジェクト」を立ち上げ、研究開発リーダーとして、プログラマーやアナリストとともに報道・番組を展開。現在、東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター客員准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nbhd

    読了日：2024/02/23

    NHKのディレクターが書いているのだけど、この内容ならNHKにお金を払っている意味もあるなぁ、と思えてくる。AI関連本は技術解説本やビジネス（つまり、お金儲け）本に偏りがちなのだけど、この本はメディアの視点でいかにAIを活用できるのかを紹介している。著者の視点の独特な点は、社会構造自体をディープラーニングネットワークになぞらえているところだ。景気や雇用、教育など様々な社会状況を変数にして社会構造を関数として考える。たとえば、この関数からは「自殺率が多い」「出生率が低い」といった出力される。なるほどなー。

  • ろぶくん

    読了日：2019/12/30

    社会課題解決のためにビッグデータを活用する。そういえばNHKでそんな番組があったなと思い出した。震災時の膨大なデータを分析して、減災に活用する。すばらしいAIの使い方だと思う。本の内容としては、、話がいろんな方向に飛んでしまうのと、それぞれがさらっと説明されていて、少し消化不良ぎみでした。

  • gokuri

    読了日：2018/12/20

    東日本大震災を契機に、横断的にデータを集め、AIを使ってそれをビジュアル化し、テレビ番組に仕上げていく過程を、素人にもわかりやすく記載している。その技術の詳細は理解できなくても、イメージとして読者にわからせてくれる著者は、本当に素晴らしい技術者かつプロデューサーのだと思う。

  • チヌ

    読了日：2023/04/22

    東日本大震災から、メディア勤務の著者がメガデータを活用した新しいデータの活用法を模索している本。ITで世界が変わっていっているのだなと感じさせられる。

  • 大槻たまみ

    読了日：2022/06/05

    本のタイトルからはビックデータとAIがメインテーマだと思わせるが、読んでみると報道や情報の伝え方、データから人を読み解くといった意外に幅広い内容で書いてある。科学分野音痴の私でも読了できたので、著者は広く伝わるよう考えてこの本を書いてくれたのだなと思った。

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