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塔と重力

Takahiro Ueda

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784103367345
ISBN 10 : 4103367342
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2017
Japan

Content Description

予備校仲間と勉強合宿のさなか、阪神大震災で初恋の相手とともに、倒壊したホテルに生き埋めとなった僕は、ひとり生還したのち、失われた彼女の記憶を抱えて生きていた。20年後、Facebookを通じて再会した大学の旧友は、そんな僕に、「今日は美希子を呼んでいるんだ」と持ちかけた。表題作と響きあう2つの短篇併録。

【著者紹介】
上田岳弘 : 1979年、兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒業。2013年、「太陽」で第四十五回新潮新人賞を受賞し、デビュー。2015年、「私の恋人」で第二十八回三島由紀夫賞を受賞。2016年、「GRANTA」誌のBest of Young Japanese Novelistsに選出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    これは初めての作家さんでしかもどこかで評価されていたので手に取ってみました。最近の小説ということなのでしょう。若干SF的な感じもありますが現代小説なのでしょう。阪神大震災とその後の20年たった後での様々な感情や様子をSNSやフェイスブックでのやりとりなど書いているのですが私にはあまり実感がありませんでした。やはり年齢を実感しました。

  • キク

    「『男性はこう考えるのか』と、レビューを読んで参考になります」という言葉をかけていただいたことがある。すごく嬉しいんだけど「僕の感想に一般性や普遍性は全然ないし、内容としても大したことはない。これを一般的男性の意見と認識することは、あまりよくないんじゃないか?」と申し訳ない気がしていた。ある種の階層に属する男を理解するには、この表題作を読めばいいと思った。僕の同級生からは医者も弁護士も東大教授も開高健賞受賞作家もでた。そんな男達を横で見てきた者として、この小説で描かれる男達の佇まいは、すごくリアルだと思う

  • そうたそ

    ★★★☆☆ 今までの作品とは少し異なる作風。阪神大震災にて恋人とホテルにて生き埋めになった僕。自分のみが生き残ってしまい、彼女の記憶を抱えて生きている。そんな中久々に出会った旧友は死んだはずの「美希子(=彼女)」と称する人物を次々と彼にあてがうこととなる。SNSがキーポイントとなる本作。人類的・世界的視点からものごとを俯瞰的に見る「神ポジション」語りもまた本作のキーワード。SF色は今までよりも薄く話もとっつきやすい。ただその言わんとしていることが分かるような分からないような感じがするのは従来どおり。

  • Tαkαo Sαito

    ニムロッドが好きすぎて上田さんの本2冊目のトライ。小難しく、かなりメタ的で、村上春樹に近い感じがした。著者はIT系企業の役員もやっているということもあって、ニムロッドでもそうだったが現代社会、ビジネスシーン等のリアリティ描写は凄く上手いと思った。「塔」という、不可思議な人工物を、とことん掘り下げていくと、ここまで物語は壮大にできるのかと読み終えて放心気味。玄人向けもしくは、変わりもの好きな人にはオススメできそう…

  • アーちゃん

    図書館本。大半を占める表題作の「塔と重力」は、阪神淡路大震災の罹災によるトラウマ(生き埋めとある女性の死)を抱えた主人公と主人公に命を救われた水上。実は水上の書いているという小説が全篇を通じてのカギになる。今回はFacebookやTwitter、流行歌なども入り、著者にしては足に地の付く表現が多いですが、流れるようなリズム感のある文章は変わらず凄い。残り二編「重力のない世界」「双塔」まで一気に読者を引っ張る力量は大したものだと思います。

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