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あとは野となれ大和撫子

Yusuke Miyauchi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041033791
ISBN 10 : 4041033799
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2017
Japan

Content Description

中央アジアのアラルスタン。ソビエト時代の末期に建てられた沙漠の小国だ。この国では、初代大統領が側室を囲っていた後宮を将来有望な女性たちの高等教育の場に変え、様々な理由で居場所を無くした少女たちが、政治家や外交官を目指して日夜勉学に励んでいた。日本人少女ナツキは両親を紛争で失い、ここに身を寄せる者の一人。後宮の若い衆のリーダーであるアイシャ、姉と慕う面倒見の良いジャミラとともに気楽な日々を送っていたが、現大統領が暗殺され、事態は一変する。国の危機にもかかわらず中枢を担っていた男たちは逃亡し、残されたのは後宮の少女のみ。彼女たちはこの国を―自分たちの居場所を守るため、自ら臨時政府を立ち上げ、「国家をやってみる」べく奮闘するが…!?内紛、外交、宗教対立、テロに陰謀、環境破壊と問題は山積み。それでも、つらい今日を笑い飛ばして明日へ進み続ける彼女たちが最後に掴み取るものとは―?

【著者紹介】
宮内悠介 : 1979年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。2010年「盤上の夜」で第1回創元SF短編賞山田正紀賞を受賞してデビュー。12年、同名の作品集で第33回日本SF大賞を受賞。13年、第6回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞、14年『ヨハネスブルグの天使たち』で第34回日本SF大賞特別賞、17年『彼女がエスパーだったころ』で第38回吉川英治文学新人賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    タイトルの軽やかな魅力に惹かれて購入。この著者の本は『ヨハネスブルグの天使たち』に次いで2作目。この人は創作の幅が随分広いようで、「カブールの園」(芥川賞候補作)などの純文学系もあるようなのだが、一方の本作は、内包するテーマこそ重いものの、ライトノベルかと思うくらい(読んだことがないのだけれど)ひたすらに軽い文体と人物造形である。巻末にはかなりたくさんの重厚な参考文献が掲げられているが、内容からすればハッタリにしか見えない。つまり、著者の意気込みほどには成功しているとは言い難いのである。

  • starbro

    宮内悠介は、新作中心に読んでいる作家です。第157回直木賞候補作3作目です。初めて著者のSF以外の作品を読みました。現地を取材したようですが、常に死と隣り合わせの地域の割には緊迫感は感じられませんでした。主人公ナツキのキャラクターのせいかも知れませんが・・・宮内悠介は、やっぱりSFの方が良いのかなぁ?現時点では『BUTTER』が直木賞の本命です。

  • 海猫

    架空の国家を作り上げる手腕が見事。序盤飲み込むのに戸惑うだけで、全体的に読みやすい。別視点を各章の終わりに架空のブログ記事で挿入しコンパクトに読ませたり、仕掛けが凝って巧み。なかなかの力作ではあると思う。で面白かったか?になるとちょい微妙。地味に迫真の描写になるか荒唐無稽スレスレの派手な展開になると良かったがどっちにも寄らず、リアリティバランスのとり方が苦手。あとになるほど期待したものとはズレるので、私の好みに合わなかったと言うしかない。これ原作のTVアニメが作られるならぜひ見たいとは思うのだけれども。

  • ホッケうるふ

    中央アジアという日本人には縁遠い地を舞台にしてこの地域のロシア圏としての特殊性とアラル海の環境問題や食文化などを詳細かつ生き生きと描いて見せてくれた事が本作最大の意義であり収穫と言える。舞台は架空の小国だが現地に取材した作者がリアル感を醸し出す。ただそのリアルさをぶち壊してしまうのがマンガ以上にありえない場面展開の頻発。多彩な民族の主人公たちの言動も日本の女子そのまま。ただ退屈を覚悟していたクライマックスの歌劇や議会の場面などは良い出来。さらに冒頭をリフレインしたラストは実に見事で思わずウルっときた(笑)

  • ダミアン4号

    良くも悪くも“少女漫画”な物語。タイトルからコミカルなストーリーだとばっかり…実際は“重たい現実”を織り込んだお話。今も紛争が絶えない“あの地域”の架空の国…演説中の大統領が狙撃され死去…国を支えるべき議員達は治世を放り出して逃げ出し残されたのは“後宮”と呼ばれる大統領の庇護下で教育を受けてきた少女達…“我が身可愛い”の大人達に代わって国の治世を行う少女達のなんと健気(?)な事か!こういう物語にはお約束の“出会い最悪的”な恋人(?)とか姉と慕っていた少女の正体がとか使い古された感はあるけどやっぱ王道(笑)

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