ポール・クルーグマン

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2020年 世界経済の勝者と敗者

ポール・クルーグマン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062196543
ISBN 10 : 4062196549
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

中国バブル崩壊……経済復活には50年もの時間を要するのか!? 4つのファクターを探ると、2020年の日本と世界が見えてくる!


ノーベル経済学賞受賞者と、アベノミクスのが紡ぎ出す渾身の近未来予測!!
中国バブル崩壊……経済復活には、50年もの時間を要するのか!?
「アメリカの出口戦略」「日本のアベノミクス」「ヨーロッパの緊縮財政とユーロの呪縛」「中国バブルの深度」――これら4つのファクターを掘り下げると、2020年の日本と世界が見えてくる!!


目次
プロローグ 上昇する日米、下降する中国・欧州
第1章 アメリカの出口戦略
第2章 日本のアベノミクス
第3章 ヨーロッパの緊縮財政とユーロの呪縛
第4章 中国バブルの深度


■ポール・クルーグマン
1953年に生まれる。プリンストン大学教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授を兼任。2008年にノーベル経済学賞を受賞。1974年、イェール大学卒業。1977年、マサチューセッツ工科大学でPh.D.を取得。その後、レーガン政権の大統領経済諮問委員会委員、IMF・世界銀行・EC委員会のエコノミストを務め、マサチューセッツ工科大学教授、スタンフォード大学教授などを歴任。2000年からは「ニューヨーク・タイムズ」でコラムを執筆している。
著書には、『クルーグマンの良い経済学悪い経済学』 (日本経済新聞社)、 『さっさと不況を終わらせろ』(早川書房)、 『恐慌の罠 なぜ政策を間違えつづけるのか』 (中央公論新社,)、『クルーグマン教授の経済学入門』(ちくま
学芸文庫)、『そして日本経済が世界の希望になる』(PHP新書)などがある。


■浜田 宏一(はまだ こういち )
1936年、東京都に生まれる。イェール大学名誉教授。経済学博士。第2次安倍晋三内閣で内閣官房参与として「アベノミクス」の理論的指導者となる。国際金融論に対するゲーム理論の応用で世界的な業績をあげ、日本のバブル崩壊後の経済停滞については金融政策の失策がその大きな要因と主張、日本銀行の金融政策を批判してきた。1954年、東京大学法学部に入学し、1957年、司法試験第二次試験合格。1958年、東京大学経済学部に入学。1965年、経済学博士取得 (イェール大学)。1969年、東京大学経済学部助教授。1981年、東京大学経済学部教授。1986年、イェール大学経済学部教授。2001年からは、内閣府経済社会総合研究所長を務める。法と経済学会の初代会長。
著書には、『アベノミクスとTPPが創る日本』(講談社)、『グローバル・エリートの条件 』(PHP研究所)などがある。




【著者紹介】
ポールクルーグマン : 1953年に生まれる。ニューヨーク市立大学大学院教授。2008年にノーベル経済学賞を受賞。1974年、イェール大学卒業。1977年、マサチューセッツ工科大学で博士号を取得。その後、レーガン政権の大統領経済諮問委員会委員、IMF・世界銀行・EC委員会のエコノミストを務め、マサチューセッツ工科大学教授、スタンフォード大学教授などを歴任

浜田宏一 : 1936年、東京都に生まれる。イェール大学名誉教授。第2次安倍晋三内閣で内閣官房参与として「アベノミクス」の理論的指導者となる。国際金融論に対するゲーム理論の応用で世界的な業績をあげ、日本のバブル崩壊後の経済停滞については金融政策の失策がその大きな要因と主張、日本銀行の金融政策を批判してきた。1958年、東京大学法学部を卒業。1960年、東京大学経済学部を卒業。1965年、イェール大学で経済学博士号を取得。1981年、東京大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • さきん

    結局金融緩和だけ強化してもデフレから脱出できなかったと思う。浜田さんは金融緩和の効果を大きく見積もりすぎた。クルーグマンが指摘している通りに財政支出を金融緩和を同じタイミングで放ち、消費税増税のような消費にブレーキをかける政策は絶対避けないといけない。どうしても増税したいのなら、インフレ率2パーセントを3年連続で達成してからだと思う。そもそも累進課税すべきだと思うが。

  • Miyoshi Hirotaka

    「激動」というフレーズは、何も考えていませんということの言い訳。物事を深く考えている人にとっては、理解や制御が及ばない不可避のものはなくなりつつあるようだ。かつて発生したバブルや恐慌は原因がわからず、長年にわたる痛手を市場に残したり、戦争の遠因になったりもしたが、課題に対する学問的アプローチが健在で、国際協調が崩れぬ限り、そのようなことが起きる確率は下がったといえるだろう。但し、政治、軍事、外交の権力が集中し、経済力が旺盛という国家が不安要因。そのような国は市場をコントロールできると思い込んでいるからだ。

  • ぷれば

    ノーベル経済学賞受賞者クルーグマン氏と、イェール大学名誉教授浜田氏の共著。米国の出口戦略、日本のアベノミクス、ヨーロッパの解体、中国バブルの深度といった4章について、対論方式で論じている。日本、米国、EU、中国…世界の鍵を握る、4つの経済を両氏が語ることで、現状ならびに2020年世界と日本の近未来予測も含め、非常に興味深い。

  • ケイ

    個人的にクルーグマン氏とは移民政策の点で、浜田宏一氏とは金融政策偏重主義の点で考えが合わないのですが二人の意見には納得できるものもあるので読んで良かったと思います。今のアベノミクスの翳りも数年後には評価されているといいなと思いました。

  • Lila Eule

    消費増税は止めよ、同じ徹を踏むなと。また景気を折るのかと。消費増税しないと財政破綻すると言うのは財務省の嘘と。財務省はIMFなど海外にも嘘を言い、自省説を日本に還流させようとしたと。真に受ける投資家もいて危険と。日本の国債は格付け下げられても低利で安定評価。投資家はわかっている。対外純資産世界一で官民資産が厚く、南欧とは全く違う。格付け会社は商売の手段で格付けし、客観的ではなく、政治的思惑も。ユーロは独善的欧州体質で生まれ、失敗と。政治統合なしの通貨統合は疑わしいと。とてもわかり易い。

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