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文系学部解体(仮)角川新書

室井尚

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040820514
ISBN 10 : 4040820517
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2015
Japan

Content Description

社会の即戦力となる人材の育成、本当にそれは大学の役割なのか。
下村文科大臣は国立大学に対し「文系学部・学科の縮小や廃止」を要請した。成果主義の導入、職業訓練校化――所属学科の廃止を通告された大学教授が、新自由主義の波に翻弄される現場を描く衝撃のレポート。

【著者紹介】
室井尚 : 1955年3月24日、山形市生まれ。横浜国立大学教育人間科学部教授。京都大学文学部卒業、同大大学院文学研究科博士後期課程修了。帝塚山学院大学専任講師などを経て、92年から横浜国立大学助教授、2004年から現職。01年には「横浜トリエンナーレ2001」で全長50mの巨大バッタバルーンを含む複合アートを制作、11年にはクシシュトフ・ヴォディチコ氏を招き、学生たちと新作プロジェクション・アートを制作するなど、ジャンルを超越した分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • masabi

    文系学部の見直し、実質的な廃止に対する異論。大学の輩出する人材と社会・国家の求める人材のミスマッチが問題の根底にありそうだ。企業はグローバル化に対応した即戦力のような人材を、大学はどのような人材の育成に力を入れているのだろうか。筆者は文科省のやり方にも、かといって問題を単純な二項対立として理解し、本質を見ようとしないマスコミにも怒っている。かといって昔のままの大学が良かったといえばそれは違うと思う。

  • C-biscuit

    図書館から借りる。タイトルが刺激的である。内容は国立大学が国からの要請で 「産業に役立つ学部に注力せよ」に対する反論である。本を読んで感じることは、冒頭に著者が書かれている通り、「人は自分の経験を通してしか物事を測れない。」ということであり、民間企業で働いていると当たり前とも思う。もっとも大学という教育機関であるので、乱暴な当てはめはできないが、私立大学の運営ももっと選択と集中が進んでいるようにも思う。人材の多様性については、大賛成であり、特徴ある教育、教養はイノベーションを起こすことができると感じる。

  • to$hi

    何がまずく、誰が悪いのやら。政治も悪い、官僚も悪い、勿論大学自身も悪い。声をあげて批判が出来ないのであれば、しょうがないと諦めるのではなく、せめてやれるだけのことはやるだけしかない。「無知との戦い」、「無思考との戦い」は絶えず続けていかないといけない。

  • Riopapa

    考えていた以上に文系学部は追い詰められた状態。自分が学生だった30年前はのどかだったが、ちょうどその頃から変化が始まっていた。今、理系の学校に勤務しているが、理系の先生方も研究費を減らされ、外部資金獲得に必死。日本の高等教育は瀕死の状態。

  • 軍縮地球市民shinshin

    近年の文科省の大学行政の迷走ぶりと、それに直接振り回される国立大学の内実がよくわかった。「社会の役に立つ」学問だけがもてはやされ、その対極にある哲学・文学・歴史学などの人文科学が国立大学から撤去されようとしている。文科省もそうだが大学に「すぐ役に立つ」ことがりを要請する企業や日本社会がその根源にあると僕は思う。現に理系に比べれば文学部生の就職先などないではないか。また高度経済成長後、学部特性を無視して「文系ならば営業」というアタマしかない企業こそが、こういった考えをやめない限り文学部はなくなるのである。

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