Product Details
ISBN 10 : 4759816666
Content Description
オスは不要な存在なのか?
オスをメスに性転換させる、
役に立たないオスを殺してしまう、
交尾なしで子どもを産めるようにさせる……。
これらはすべて昆虫の細胞に共生している細菌「ボルバキア」が行う宿主操作の例だ。
なぜボルバキアは宿主の性や生殖を操作する必要があるのだろうか。
宿主はボルバキアにやられっぱなしなのだろうか。
こういった現象を人類のために利用する方法はないだろうか。
本書では、性と寄生をめぐって近年明らかとなってきた、躍動的な生物の世界を紹介する。
●はじめにより
本書では、昆虫の話を中心に、性や微生物や遺伝子そのものがどのようにかかわりあっているのかについて、
近年明らかになってきたことや、その周辺分野についても紹介する。
微生物によってオスがいなくなったり、雌雄が決められたり、同種であったものが別種に分かれたり、
異性に対する好みが変わったりするのだ。
性や生殖とは離れるが、微生物の感染によって食べ物の好みが変わったり、
病気に対する抵抗性を身に着けたり、過酷な環境に強くなったりする例も知られている。
【目次】
序章 オスがいなくなる!?
第1章 覆される性
第2章 遺伝子の戦い
第3章 宿主の性を操作する微生物ボルバキア
第4章 ボルバキアの勢力拡大
第5章 種の興亡
第6章 暴走するゲノム
第7章 共生微生物と宿主との相利共生関係
第8章 共生微生物を利用して何ができるか?
終章 自然を理解することの意味
【著者紹介】
陰山大輔 : 1973年、兵庫県生まれ。97年、東京大学農学部農業生物学科卒業、2002年、東京大学大学院農学生命科学研究科生産・環境生物学専攻博士課程修了。博士(農学)。現在、国立研究開発法人農業生物資源研究所昆虫微生物機能研究ユニット主任研究員。専門は、応用昆虫学、進化生物学。おもな研究内容は、細胞内共生微生物による昆虫宿主の生殖操作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
月をみるもの
読了日:2023/06/24
takao
読了日:2022/11/01
T.Y.
読了日:2015/10/12
厩火事
読了日:2016/12/14
hika
読了日:2015/09/21
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

