CD

セロファンの空

湯川潮音

基本情報

カタログNo
:
PCD26061
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

湯川潮音、一年半ぶりのニュー・アルバム『セロファンの空』。エレクトリック・ギターやドラム、シンセや管楽器を大胆に導入し、よりドラマティックかつカラフルな音世界を展開。誰も見たことがない湯川潮音がここにいる。ニュー・フェイズへと足を踏み入れた姿が美しく、力強い。

■2001年のデビュー以来、クラシックやトラッドに根差したオリジナルな楽曲と、透明感と訴求力が同居した唯一無二の歌声で多くの音楽ファンを魅了してきた湯川潮音。その高い評価を受けた前作『濡れない音符』(2013年)以来となるオリジナル・フル・アルバム『セロファンの空』。

■アコースティック楽器を主体とした『濡れない音符』から一転、エレクトリック・ギターやドラム、シンセや管楽器をかつてなかったほど大胆に取り入れ、新たなサウンドに挑戦する湯川潮音の姿がここにある。17世紀フランスの詩人ジャン・ド・ラ・フォンテーヌの寓話にも影響を受け、動物や植物を擬人化した表現に取り組んだというリリック面での挑戦もあってか、エレクトロニックでありながらもノスタルジックで、どこか異国情緒も漂う他に類を見ない不思議な魅力に満ちた音世界を作り上げている。また、人生で初めてサーカスを観に行った日の帰り道に偶然、駅前でやっていた(マルク・)シャガール展に迷い込み、回転木馬のようにつづいているその印象が、ドラマティックでカラフルな音作りにつながったという。たしかに、「birch」や「ハイエナのイエナ」といった本作の中核を成す新機軸の楽曲のカラフルさは、これまでになかったものだ。こうした楽曲には、昨今のブルックリンの音楽からの影響が窺える。一方で、湯川の歌声が胸を打つ、叙情あふれるすばらしいバラード「ワルツの亡霊」や、前作『濡れない音符』の流れを汲むと言っていい軽快でスウィンギーな「パリの動物園」も収録されている。『セロファンの空』には、挑戦的な楽曲と、これまでの路線をより深化させた楽曲が、なんの違和感もなく同居しているのだ。

■前作に続き、コラボレーションによる楽曲もある。「i I I i......」は、ダスティン・ウォングの作曲&トラックメイクによる、きわめて秀逸なエクスペリメンタル・ポップ・ナンバーだ。おおはた雄一の作詞作曲で、彼がギターでも参加している「自由の冠」は、前作『濡れない音符』所収の「にじみ」につづく、おおはた=湯川のタッグによるバラードの逸品となった。また、「birch」と「ハイエナのイエナ」の2曲は、前作にも参加している延本文音(GOOD BYE APRIL)が作詞を手がけている。

■『セロファンの空』は、前進し続ける音楽家・湯川潮音が作り上げた、これまでで最高に冒険的な傑作である。

<参加ミュージシャン>
徳澤青弦(Throwing a Spoon、anonymass 等)(cello, etc)、長岡亮介(ペトロールズ)(g)、千葉広樹(Kinetic、サンガツ、蓮沼執太フィル等)(b)、山本達久(NATSUMEN、ジム・オルーク、石橋英子、真夜中ミュージック等)(ds)、藤原マヒト(ワールドスタンダード等)(p)、武嶋聡(EGOWRAPPIN’、ネタンダーズ等)(管楽器)、ゴンドウトモヒコ(蓮沼執太フィル、pupa、anonymass等)(tp)

内容詳細

前作「濡れない音符」のアコースティックな手触りとは異なるサウンド・アプローチ。エレクトリックな音色を取り入れた意欲作で、どこかしらエキゾチックで郷愁を誘う「birch」など、カラフルで摩訶不思議な世界が拡がる。サウンドもそうだが、リリックも、ときに寓話的で深読みできる面白さもある。(幡)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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